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週末の映画興行収入ランキングでV7を達成した「君の名は。」ですが、あらゆる記録を塗り替えてきたこの作品でも絶対に不可能であろう記録があります。それは…
ライバル不在の独壇場
「君の名は。」が7週連続首位。
しかも、未だに2位との興行収入には3億円以上の差をつけてることから、
まだまだ記録更新は確実。
ここまできたらあらゆる映画興行記録を塗り替えてほしいもの。
しかし、絶対に破れないであろう記録もあります。
現時点で「君の名を。」の連続首位記録ランキングでは7週連続で歴代4位タイ。
「アバター」の10週連続
「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」の9週連続
この2本が次なるターゲットになりますが、
今後の新作ラインナップを見ていても、
強力なライバルは不在なので、
記録を止めるとしたらやはり10年ぶりに製作された待望の続編である、
「デスノート Light up the NEW world」
しか止められないかな。
でも、気持ち的には日本映画を応援したいので、
最終的には「アナと雪の女王」の16週連続首位という記録更新までいってほしい。
補足ですが…
「アナと雪の女王」は公開6週目で、
「名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)」に首位を明け渡してますが、
これは観客動員数をもとにしたランキングでのことなんです。
2014年4月19日~20日の興行収入ランキング
1位:名探偵コナン(観客動員数64万9,865人)
2位:アナと雪の女王(観客動員数62万8,314人)
3位:映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(観客動員数29万4,599人)
一方、興行収入では…
「名探偵コナン」が7億8,000万円なのに対し、
「アナと雪の女王」は8億2,000万円でトップだったんです。
ちなみに3位の「映画クレヨンしんちゃん」は3億3,000万円。
なかなかハイレベルな週末興行でした。
(興行通信社発表の数字)
「名探偵コナン」に記録を阻止されたような形ではありますが、
興行収入では「アナと雪の女王」が16週連続首位といって差し支えないんじゃないかな。
ほとんどのランキングではそのことに触れておらず、
「新記録樹立なるか?」というような扱い。
「君の名は。」と「アナ雪」の決定的な違い
さすがに16週連続首位という記録は絶対に破られない気がします。
それでも、
「君の名は。」が歴代トップの「アナと雪の女王」との比較で、
決定的に違うことが1つあります。
「アナと雪の女王」がランキングで初登場首位となった初週の興行収入は7億6,000万円で、
首位を奪われた17週目の興行収入は2億7,000万円でした。
(初登場首位は「マレフィセント」の6億9,000万円)
その間、
週末2日間の興行収入で10億円を超えたことは1度しかありません。
8週目の11億3,000万円のみ。
「君の名は。」は初登場から4週連続で10億円を超えていて、
7週目の現在でも7億円というペースです。
これほどまでにハイペースで推移する作品はあの作品しかありません。
「千と千尋の神隠し」は1年以上のロングランで、
最終興行収入308億円というとてつもない記録を打ち立てましたが、
7週目ではすでに170億円を超えてました。
現時点での推移は…
「アナと雪の女王」以上
「千と千尋の神隠し」以下
といったところです。
一気に急降下することがなければ…
このまま日本歴代興行収入3位まで手が届く可能性も出てきました。
歴代連続首位記録ランキング
- アナと雪の女王(16週連続)
- アバター(10週連続)
- 踊る大捜査線 THE MOVIE 2(9週連続)
4位タイ:ハリー・ポッターと秘密の部屋(7週連続)
4位タイ:スパイダーマン
4位タイ:ハウルの動く城
4位タイ:ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
4位タイ:アリス・イン・ワンダーランド
4位タイ:風立ちぬ
4位タイ:HERO(2007年)
4位タイ:君の名は。 ←今ココ
11位タイ:パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉(6週連続)
11位タイ:THE LAST MESSAGE 海猿
11位タイ:崖の上のポニョ
11位タイ:ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女
11位タイ:スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐
11位タイ:永遠の0
※データ不明の「千と千尋の神隠し」「タイタニック 」 を除く
こればっかりは他の作品の公開時期もあるから、
B'zのシングルがオリコン初登場1位を記録し続けるように、
ライバルの動向を見なければ連続して首位をキープするのは難しいもの。
例えば、
「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」の初週はなんと!
21億3,000万だったんです。
新三部作の最終章だけあって、
楽しみにしていたファンは当然多かったし、
これでスター・ウォーズサーガをスクリーンで見る機会はなくなると思うと、
やっぱり寂しくて何度も見てしまうという結果かな。
これはこれで「君の名は。」や「アナと雪の女王」とは別次元の記録。
同じ週の2位はトム・クルーズ主演の「宇宙戦争」で、
2位ながら週末2日間で10億円だったんですよね。
初週は16億7,000万だから、この2週間は驚異的でした。
しかし、上にはまだ上があって、
初週の興行収入だけなら、
「マトリックス リローデッド」の22億2,000万円がトップでしょう。
三部作構想が発表されてから最初の続編で、
待ちに待った感
がこれだけの数字に繋がったんだと思います。
でも、この作品もV5を達成した後に、
「ターミネーター3」が初登場首位で14億6,000万。
その翌週に「踊る大捜査線 THE MOVIE 2」が初登場首位で12億4,000万円。
「ターミネーター3」は2位で10億6,000万円。
とてつもない次元で入れ替わり立ち替わりの争いが繰り広げられました。
興行収入10億円超えで2位なんて、
最近ではそんな作品はめっきり少なくなりました。
逆に不運だったのは「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」で、
初週は12億5,000万円で首位デビューながら、
2週目は10億円でも「スパイダーマン2」の10億9,000万円にV2を阻まれ、
3週目からは首位を奪い返して5週連続トップなんですよね。
「スパイダーマン2」の公開時期がずれていれば7週連続首位となっていたから、
歴代4位タイだったんですけどね。
今後の注目
そんなわけで…
今後の注目としてはどこまで連続首位記録を伸ばせるか?
前週比のパーセンテージの推移はどのくらいか?
それによっていよいよ歴代興行収入のトップも狙えるかもしれません。
ま、おそらく無理ですが…
東宝も力入れまくってるから、
座席数の多いスクリーンをまだまだ占拠するでしょうね。
(数字等に誤りがありましたらすみません)
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