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ゴールデングローブ賞ノミネート発表!作品解説と日本公開予定

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アカデミー賞の前哨戦と言われるゴールデングローブ賞のノミネーションが現地時間の11日に発表されましたが、今年の賞レースを引っ張りそうなギレルモ・デル・トロ監督の「シェイプ・オブ・ウォーター」の評価が高く、「スリー・ビルボード」が追いかける様相で…

 

 

第75回ゴールデングローブ賞ノミネート作品解説

 

 

放送映画批評家協会賞で最多の14部門でノミネートされ、
ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した「シェイプ・オブ・ウォーター」が前評判通り、
最多となる7部門でノミネートされました。

 

 

作品賞(ドラマ)のほか、ギレルモ・デル・トロ監督が監督賞と脚本賞、
主演のサリー・ホーキンスは女優賞でノミネートされ、
リチャード・ジェンキンスが助演男優賞で、オクタヴィア・スペンサーが助演女優賞など。

 

 

舞台は冷戦時代の1962年のアメリカ。
政府の極秘研究施設で清掃員として働く発話障害の女性イライザ(サリー・ホーキンス)と、
水槽で飼われている半魚人のような謎の生物との交流を描いたダークファンタジー。

 

 

クリーチャーデザインの得意なギレルモ・デル・トロ監督らしい逸品。
オスカー常連のオクタヴィア・スペンサーでしっかりと脇を固めてるところで、
今年の映画賞のフロントランナーになりそう。

 

 

2018年3月1日に日本公開。

 

 

 

シェイプ・オブ・ウォーター

 

 

 

追いかけるのは6部門ノミネートの「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」(原題:The Post)です。

 

 

12月末にとりあえず限定公開しておいて来年1月に全米公開となりますが、
スティーヴン・スピルバーグ監督でメリル・ストリープとトム・ハンクス主演という、
実に分かりやすいオスカー狙い撃ちの作品。

 

 

「ペンタゴン・ペーパーズ」とは泥沼化するベトナム戦争を分析・記録したアメリカ国防総省の最高機密文書の通称ですが、
その存在をスクープしたワシントンポストの2人のジャーナリストの実話を映画化した社会派ドラマ。
すでにナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では作品賞、主演男優賞、主演女優賞の3冠受賞。

 

 

2018年3月に公開予定(アカデミー賞発表のタイミングに合わせてきた感じ)

 

 

 

ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書

 

 

6部門でノミネートされたのがもう1本、
「スリー・ビルボード」(原題:Three Billboards Outside Ebbing, Missouri)です。

タイトルの意味としてはミズーリ州の郊外にある田舎町エビングに掲げた3枚の広告板。

 

 

ベネチア国際映画祭では最高賞の金獅子賞こそ逃しましたが、
マーティン・マクドナー監督が脚本賞を受賞。

トロント国際映画祭では最高賞にあたる観客賞を受賞しました。

 

 

 

トロント国際映画祭の観客賞受賞作はオスカーの作品賞につながりやすく、
過去にも「それでも夜は明ける」や「スラムドッグ$ミリオネア」「英国王のスピーチ」が受賞。
余談ですが、この監督の「セブン・サイコパス」は大好き。

 

 

女手一つで育てた愛娘がレイプされた後に殺害されるという凄惨な事件から立ち直れない母親が怒りの矛先を事件解決ができない警察に向け、保安官を名指しで批判する3枚の広告板を設置。娘の無念を晴らしたいがための行き過ぎた行動はしかし、住民たちの反感を買い、また思わぬ事態を引き起こす…というクライムサスペンス。
主演のフランシス・マクドーマンドが母親役、ウディ・ハレルソンが保安官役。

 

 

2018年2月1日に日本公開。

 

 

 

スリー・ビルボード

 

 

この3作品に続くのが4部門ノミネートの「Lady Bird」です。
女優のグレタ・ガーウィグによる初監督作で、
批評家サイトRotten Tomatoesでは100%の高評価。

 

 

ゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワードでシアーシャ・ローナンが主演女優賞、
ニューヨーク映画批評家協会賞で作品賞を受賞しました。
ゴールデングローブ賞でも作品賞(ミュージカル/コメディ)や主演女優賞は有力。

 

 

 

とにかく今の母親との関係がイヤで煩わしく、カルフォルニアの生活もイヤで、
外の世界(=ニューヨーク)に憧れる一人のこじらせ女子高生。
そんなデリケートな彼女の青春と夢と成長の過程を描いたリアルな“あるある”物語。

 

 

日本公開は現時点では未定(邦題も未定)

 

 

 

Lady Bird

 

 

 

その他、3部門ノミネートされた作品が5本あります。

 

 

  • グレイテスト・ショーマン(2018年2月16日に日本公開予定)
  • ダンケルク(日本公開済み)
  • Call Me by Your Name(原題/2018年春日本公開予定)
  • All the Money in the World(原題/2018年初夏日本公開予定)
  • I, Tonya(原題/2018年初夏日本公開予定)

 

 

「Call Me by Your Name」はイタリア人のルカ・グァダニーノ監督作品。
ロサンゼルス映画批評家協会賞で監督賞と主演男優賞を受賞しました。
主演のティモテ・シャラメは「Lady Bird」にも出演してます。

 

 

1983年のイタリアを舞台に17歳の少年と24歳の青年が心惹かれ合い、
太陽が降り注ぐようなひと夏の情熱的なボーイズラブの行方を描いた青春映画です。

 

 

避暑地で出会った性格が対照的な二人だけにゲイかどうかは不明ですが、
美麗な容姿のティモテ・シャラメの演技に注目が集まります。

 

 

「All the Money in the World」はリドリー・スコット監督作品。
石油王の孫ジョン・ポール・ゲティ三世が誘拐されるという実話を基にした作品で、
ミシェル・ウィリアムズとマーク・ウォルバーグが主演。

 

 

石油王のジョン・ポール・ゲティ役はもともとケヴィン・スペイシーだったのですが、
ハリウッドの大スキャンダルとなったセクハラ騒動によってすべてカットし、
代役にクリストファー・プラマーが起用して再撮影。

 

 

当然、短期間で撮影編集を終えて公開に至るまでには時間がなく、
タイムリミットギリギリの12月25日にようやく公開。
そこまでするくらいオスカーを強く意識した作品であるのは確実。

 

 

「I, Tonya」は「スーサイド・スクワッド」のマーゴット・ロビー主演。
日本でも話題となった元女子フィギュアスケート選手のトーニャ・ハーディングによるナンシー・ケリガン襲撃事件を描いた伝記映画。

 

 

オリンピック予選直前にライバルを襲撃するという前代未聞の愚行によって、
リレハンメルオリンピックにも出られなくなるのはもちろん、
アメリカ人として史上初めてトリプルアクセルを成功させた偉業まで不当な評価となる始末。
トーニャが事件を起こした背景には何があったのか?

 

 

ゴールデングローブ賞映画部門のノミネート一覧

 

 

◇作品賞(ドラマ部門)

 

 

 「スリー・ビルボード」
 「シェイプ・オブ・ウォーター」
 「ダンケルク」
 「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
 「コール・ミー・バイ・ユア・ネーム(原題)/ Call Me by Your Name」

 

 

 

◇作品賞(コメディー/ミュージカル部門)

 

 

 「レディーバード(原題)/ Lady Bird」
 「ゲット・アウト」
 「ザ・ディザスター・アーティスト(原題)/ The Disaster Artist」
 「アイ、トーニャ(原題)/ I, Tonya」
 「グレイテスト・ショーマン」

 

 

 

◇主演男優賞(ドラマ部門)

 

 

ゲイリー・オールドマン「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」
ダニエル・デイ=ルイス「ファントム・スレッド(原題)/ Phantom Thread」
デンゼル・ワシントン「ローマン・J・イスラエル・エスク(原題)/ Roman J. Israel, Esq.」
トム・ハンクス「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
ティモテ・シャラメ「コール・ミー・バイ・ユア・ネーム(原題)/ Call Me by Your Name」

 

 

 

◇主演男優賞(コメディー/ミュージカル部門)

 

 

ダニエル・カルーヤ「ゲット・アウト」
ジェームズ・フランコ「ザ・ディザスター・アーティスト(原題)/ The Disaster Artist」
ヒュー・ジャックマン「グレイテスト・ショーマン」
アンセル・エルゴート「ベイビー・ドライバー」
スティーヴ・カレル「バトル・オブ・ザ・セクセス(原題)/ Battle of the Sexes」

 

 

 

◇助演男優賞

 

 

ウィレム・デフォー「ザ・フロリダ・プロジェクト(原題)/ The Florida Project」
アーミー・ハマー「コール・ミー・バイ・ユア・ネーム(原題)/ Call Me By Your Name」
リチャード・ジェンキンス「シェイプ・オブ・ウォーター」
クリストファー・プラマー「オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)/ All the Money in the World」
サム・ロックウェル「スリー・ビルボード」

 

 

 

◇主演女優賞(ドラマ)

 

 

ジェシカ・チャステイン「モリーズ・ゲーム(原題)/ Molly’s Game」
サリー・ホーキンス「シェイプ・オブ・ウォーター」
フランシス・マクドーマンド「スリー・ビルボード」
メリル・ストリープ「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
ミシェル・ウィリアムズ「オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)/ All the Money in the World」

 

 

 

◇主演女優賞(コメディー/ミュージカル)

 

 

ジュディ・デンチ「ヴィクトリア・アンド・アブドゥル(原題)/ Victoria and Abdul」
ヘレン・ミレン「ザ・レジャー・シーカー(原題)/ The Leisure Seeker」
マーゴット・ロビー「アイ・トーニャ(原題)/ I, Tonya」
シアーシャ・ローナン「レディー・バード(原題)/ Lady Bird」
エマ・ストーン「バトル・オブ・ザ・セクセス(原題)/ Battle of the Sexes」

 

 

 

◇助演女優賞

 

 

メアリー・J・ブライジ「マッドバウンド 哀しき友情」
ホン・チャウ「ダウンサイズ」
アリソン・ジャニー「アイ・トーニャ(原題)/ I, Tonya」
ローリー・メトカーフ「レディー・バード(原題)/ Lady Bird」
オクタヴィア・スペンサー「シェイプ・オブ・ウォーター」

 

 

 

◇監督賞

 

 

ギレルモ・デル・トロ「シェイプ・オブ・ウォーター」
マーティン・マクドナー「スリー・ビルボード」
クリストファー・ノーラン「ダンケルク」
リドリー・スコット「オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)/ All the Money in the World」
スティーヴン・スピルバーグ「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」

 

 

 

◇脚本賞

 

 

グレタ・ガーウィグ「レディー・バード(原題)/ Lady Bird」
ギレルモ・デル・トロ&ヴァネッサ・テイラー「シェイプ・オブ・ウォーター」
アーロン・ソーキン「モリーズ・ゲーム(原題)/ Molly’s Game」
マーティン・マクドナー「スリー・ビルボード」
リズ・ハンナ&ジョシュ・シンガー「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」

 

 

 

◇オリジナル作曲賞(音楽賞)

 

 

カーター・バーウェル「スリー・ビルボード」
アレクサンドラ・デプラ「シェイプ・オブ・ウォーター」) 
ジョニー・グリーンウッド「ファントム・スレッド(原題)/ Phantom Thread」
ジョン・ウィリアムズ「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
ハンス・ジマー「ダンケルク」

 

 

 

◇オリジナル歌曲賞

 

 

 「Home」「フェルディナンド(原題)/ Ferdinand」
 「Mighty River」「マッドバウンド 哀しき友情」
 「Remember Me」「リメンバー・ミー」
 「The Star」「ザ・スター(原題) / The Star」
 「This Is Me」「グレイテスト・ショーマン」

 

 

 

◇外国語映画賞

 

 

 「ナチュラルウーマン」(チリ/ドイツ/スペイン/アメリカ)
 「最初に父が殺された」(カンボジア)
 「女は二度決断する」(ドイツ)
 「ラブレス」(ロシア)
 「ザ・スクエア(原題)/ The Square」(スウェーデン/デンマーク/アメリカ/フランス)

 

 

 

◇アニメーション作品賞

 

 

 「ボス・ベイビー」
 「リメンバー・ミー」
 「ザ・ブレッドウィナー(原題)/ The Breadwinner」
 「フェルディナンド(原題)/ Ferdinand」
 「ゴッホ 最期の手紙」

 

 

第75回ゴールデングローブ賞の結果発表は2018年1月7日。
ハリウッド外国人映画記者協会の投票によって受賞者が決定します。

 

 

 

個人的な予想としてはギレルモ・デル・トロ監督独特の世界観が嫌われ、
「シェイプ・オブ・ウォーター」は受賞を逃し、
「スリー・ビルボード」が大混戦から頭ひとつ抜け出しそうな気がします。

 

 

次いで「Lady Bird」がRotten Tomatoesの高評価そのままに映画記者の話題をさらい、作品賞と女優賞を持っていくような予感…。
いずれにしても激戦でしょう。

 

 

 

意外なところではオリジナル歌曲賞では大ヒットした「美女と野獣」が落選。
外国語映画賞の「最初に父が殺された」(原題:First They Killed My Father)はアンジェリーナ・ジョリーの4作目となる監督作品。
第90回アカデミー賞外国語映画賞にもカンボジア代表として出品されました。

 

 

ダニエル・デイ=ルイスは過去に主演男優賞3度受賞。
トム・ハンクスは過去に主演男優賞を4度受賞。
今回のノミネートは比較的ベテラン勢が中心になったかな。

 

 

 

 

 

 

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