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「ベイビー・ドライバー」はサントラ最高♪エドガー・ライト流ロックンロールでロマンティックなカーアクション♪

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全米で興行収入1億ドルを突破したエドガー・ライト監督の最新作。 「ベイビードライバー」は体が勝手に動き出すほどノリノリのサントラと個性豊かなキャラクターと温もりある愛情があふれるサイコーのロックンロールでロマンティックなカーアクション♪

 

 

「ベイビー・ドライバー」はエドガー・ライト流♪

 

 

タイトルシークエンスでガッツリとつかまれました。
まずはその冒頭6分間が製作会社のソニーで公開されてるので見てください。
カーチェイスの魅力と音楽の見事な融合がいきなりフルスロットル。

 

 

BABY DRİVER title sequence

 

銀行の前に停めたスバルの真っ赤なインプレッサ/WRX
ドライバーがiPodでJon Spencer Blues Explosionの「Bellbottoms」を選曲し、
車から出てきたグラサンの男女3人がトランクからバッグを取り出す。

 

 

そして、すぐに“仕事”を片付けて再び車に乗り込み、
追いかけてくるパトカーをドリフトしながら華麗に振り切っていく。
ムダが一切ない動きで瞬時の判断力も天才的。

 

 

 

Baby Driver lalaland

 

カーチェイス版「ラ・ラ・ランド」という表現をあちこちで見かけますが、
決してミュージカルというわけではありません。

 

 

歌い出すのは歌詞に合わせたベイビーの口パクくらいなもんで、
それでいて、車のドアを閉める音やトランクを開ける音、
身近にあるものを使ったり、時には体を叩くように音を奏でるので、
そんな場面が言葉を発しないミュージカルのように見えてくるんですよね。

 

 

また、ベイビーがこの車を愛でたりするところとか、
エンジン音やドリフトするときのタイヤと地面が摩擦する音、
車がクラッシュする衝撃音さえもまるでSTOMPのように映画を盛り上げる。

 

 

これらすべてが音楽に合わせて、こと細かくカット割りされてる感じ。

 

 

つまり、俳優の動きさえもリズムに合わせていて、
ドアを開けるタイミングさえも音楽と寸分狂いはないんです。

 

このあたりは昨年の大ヒット作「君の名は。」に通じるものがありますね。
RADWIMPSの音楽に合わせて絵コンテを描いて物語を動かすところがね。

 

 

いや、それ以上に音楽というよりノイズさえもアクションとリンクしてます。

 

 

バタン、ガチャン、キュイーン、ドン、ズバン…

 

 

こういう音楽と映像のセンスがかつて見たことがない感覚で、
スタイリッシュたる所以です。

 

 

Baby Driver Japanese poster

 

「ベイビー・ドライバー」とは逃がし屋稼業

 

 

ハリウッド映画には犯罪者を車に乗せて逃走させる逃がし屋稼業、
いわゆる“ゲッタウェイドライバー”を描いた名作はいくつかありますが、
代表的なのは次の2本でしょう。

 

 

  • ゲッタウェイ(72年/サム・ペキンパー監督/スティーブ・マックイーン主演)
  • ザ・ドライバー(78年/ウォルター・ヒル監督/ライアン・オニール主演)

 

 

いずれもストーリーはいたってシンプルなんだけど、
どこかカッコイイ魅力的なキャストとヒューマンドラマが秀逸で、
それぞれリメイクされるほど人気の作品ですが、

 

 

「ベイビー・ドライバー」が影響を受けてるのは間違いありません。

 

 

 

「ベイビー・ドライバー」の原点とも言える、
Mint Royaleの「Blue Song」のMVはやっぱり素晴らしい。

もちろん、演出はエドガー・ライト。

 

 

Mint Royale Blue Song

 

 

「ベイビー・ドライバー」のキャスト

 

 

ベイビー(アンセル・エルゴート)

 

 

交通事故の後遺症で耳鳴りが止まないため、
その日の気分に合わせた音楽を聴くことで症状を回避しながら、
天才的なドライビングテクを持つ運転手として犯罪組織に加担していたが、
ある日、ウェイトレスのデボラに一目惚れしたことで、
ドクに組織からの脱会を直談判するが…

 

 

「きっと星のせいじゃない」がヒットして次世代の期待の星。
意外にも191cmの長身で、プラダのモデルとしても活躍中。

 

 

 

Baby Driver1

 

 

デボラ(リリー・ジェームズ)

 

ベイビーが行きつけのダイナーに勤務する美人ウェイトレス。
最初はちょっと風変わりなお客としてベイビーの話し相手していたが、
次第に心惹かれ、いつしか恋に落ちる…

 

 

ディズニーの実写版「シンデレラ」の主役で一躍世界的スターに!
「高慢と偏見のゾンビ」でもヒロインを務めた。

 

 

Baby Driver6

 

 

ドク(ケヴィン・スペイシー)

 

 

裏社会のボスで緻密な強盗計画を企てる黒幕。
冷酷で無表情無慈悲な策略家と思いきや、
ベイビーに対しては実は親心にも似た優しい面を併せ持つ。

 

 

「ユージュアル・サスペクツ」でアカデミー賞助演男優賞に輝くが、
「アメリカン・ビューティー」ではついにアカデミー主演男優賞を受賞。

 

 

 

Baby Driver5

 

 

バッツ(ジェイミー・フォックス)

 

 

超短気で人を信じないタイプの一匹狼的存在。
何かあればすぐに銃を向けて「ぶっ殺す」と脅しをかけるような容赦ない男。

 

 

「エニイ・ギブン・サンデー」で映画俳優としてブレイク。
トム・クルーズと共演した「コラテラル」での演技が高く評価され、
「RAY/レイ」でアカデミー主演男優賞を獲得。

 

 

 

Baby Driver3

 

 

バディ(ジョン・ハム)

 

 

ダーリンをこよなく愛する彼女想いの男。
しかし、一度彼女を失えば死ぬまで追い詰める復讐の鬼と化す。
テレビドラマシリーズ「MAD MEN マッドメン」でゴールデングローブ賞男優賞(ドラマ部門)を受賞

 

 

Baby Driver4

 

 

ダーリン(エイザ・ゴンザレス)

 

クールな犯罪者ながら窮地に追い込まれると無闇に撃ちまくる荒っぽい女。
もともとは歌手としてメキシコ国内で成功してハリウッドに進出。
ロバート・ロドリゲス監督の「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のテレビシリーズで、
“地獄のサンタニコ”役で一躍スターとなりました。

 

 

Baby Driver2

 

 

 

「ベイビー・ドライバー」のロックンロールなサントラ♪

 

 

この作品の大きな魅力となってるのがサントラなのは言うまでもなく、
メロディやリズムに合わせたアクションは見事なシンクロ率なんですよね。
そして、何よりもサントラの選曲が素晴らしい。

 

 

オープニング曲は前述した冒頭6分間の映像にもある「ベルボトムス」ですが、
仕事を終えてからベイビーは4人分のコーヒーを注文に行くんです。
その過程で流れるBob&Earlの「Harlem Shuffle」がまたいいんですよ。

 

 

 

Baby Driver baby

 

 

このシーンはすべてノーカットの長回し撮影なので、
28回ほど撮り直しを行ったとか。

 

 

ベイビーはただ歩いてるだけなんだけど、
秒刻みの音楽に合わせて踊ったりスピンしたりタッチしたりするから、
ちょっとしたミュージカル調でNG連発したとか。
でも、リズミカルで軽やかなダンスを見てるような感覚になります。

上の画像はちょうど肩を揺らしはじめたところ。

 

 

BABY DRIVER SOUNDTRACK Bob&Earl Harlem Shuffle

 

ベイビーがダイナーでデボラと初めて出会った時、
彼女が何気に口ずさんでいたのはCarla Thomasの「B-A-B-Y」
この曲でベイビーは一目惚れするんです。

 

 

自分の名前が歌詞に出てくるのは嬉しいもんだろうけど、
日本にはそんなにたくさんはないですよね。

 

 

古いところでは「SACHIKO」「安奈」「いとしのエリー」「順子」あたりが有名。
佐野元春の「アンジェリーナ」は日本名ではないけど好きな曲です。
ガガガSPの「京子ちゃん」は名曲です。

 

 

最近ではNMB48の「北川謙二」とか桑田佳祐の「ヨシ子さん」といったところか。
デボラは少ないけどベイビーはいっぱいあるという…。

そんなベイビーがデボラに教えてあげるのがT. Rexの「Debora」という曲。

 

 

B-A-B-Y BABY DRİVER SOUNDTRACK Carla Thomas

 

 

そもそも「ベイビー・ドライバー」という映画タイトルはサイモン&ガーファンクルの同名曲に由来するわけですが、
この曲は映画本編ではなくエンディングで流れます。

 

 

もちろん、その歌詞にはこの作品とつながる意味がありまして、
主人公のベイビーは幼い頃に交通事故で両親を失う経験をしました。

 

そのことによって少なからず自責の念と無力感に襲われ、
大人になっても精神的にはベイビーのまま、
つねに何かから逃げるような生き方をしてきました。

 

 

その逃げ道が複数所有するiPodに入れたお気に入りのプレイリストであり、
録音した音声を加工して曲を作ることなんです。

 

 

 

BABY DRIVER tape

 

 

そんな自分が結果的に逃がし屋を生業としてるのは皮肉なことですが、
でも、サイモン&ガーファンクルの「ベイビードライバー」は実はもっと奥が深い。
ベイビーの人生だけをこの曲からなぞった感じかな。

 

 

音楽好きの両親のもとに生まれ、
まわりからは若造扱いされ、
ピッグテールの恋人ができるんだけど、
なかなか銃は撃てないってわけ。

 

 

映画ではそんなベイビーが成長していくサマを描いた作品ですが、
ぶっちゃけ、この曲はもっと卑猥な解釈ができるんです。

 

 

速くてブレないヘッドスピードでフルスイングできるから、
遠く未知の感覚までイカせちゃうくらいのドライバーが俺にはあるんだぜ!

 

 

ドライバー=ゴルフのドライバーであれば高機能になったアピール。
幼い頃は使いこなす術を知らずに役立たずだったけど、
今じゃ立派なもんだぜってね。

 

 

ドライバー=クラブ=こん棒=男性器(スラング)として解釈したら、
幼い頃はまだ小さくて何もできなかったけど、
今じゃ素早いピストンでスピンさせながら奥深くまで突いちゃうよって感じ。

 

 

この場合のスピンはスクリュードライバー(ねじまわしの工具)で、
ピストンはパイルドライバー(建築時に杭を打つ機械)です。

ぐるぐると回しながら奥深くまでガンガン突くことができるってね。
(あくまで僕の個人的解釈です)

 

 

「どうだ!すげえだろ!」って彼女に言わせちゃうよ。
I wonder how your engines feel.

 

 

 

もちろん、ドライバー=運転手というのがストレートな解釈だけど、
ベイビーにもドライバーにも複数の意味があるから、
遊び心でいろんな解釈ができます。

 

 

そんな曲だからこそ敬意を表してサントラには入れたけど、
さすがに本編では使えなかったのかもしれません(笑)

 

 

Simon&Garfunkel Baby Driver SOUNDTRACK

 

 

サントラの中でもトリを飾る、
Danger Mouse featuring Run The Jewels and Big Boiの「Chase Me」がいい。
映画本編の映像を挿入したMVが楽しい。

 

 

Danger Mouse (featuring Run The Jewels and Big Boi 「Chase Me」

 

 

サントラのトラックリスト♪

 

 

1. Jon Spencer Blues Explosion – ‘Bellbottoms’
2. Bob & Earl – ‘Harlem Shuffle’
3. Jonathan Richman & The Modern Lovers – ‘Egyptian Reggae’
4. Googie Rene – ‘Smokey Joe’s La La’
5. The Beach Boys – ‘Let’s Go Away For Awhile’
6. Carla Thomas – ‘B-A-B-Y’
7. Kashmere Stage Band – ‘Kashmere’
8. Dave Brubeck – ‘Unsquare Dance’
9. The Damned – ‘Neat Neat Neat’
10. The Commodores – ‘Easy (Single Version)’
11. T. Rex – ‘Debora’
12. Beck – ‘Debra’
13. Incredible Bongo Band – ‘Bongolia’
14. The Detroit Emeralds – ‘Baby Let Me Take You (in My Arms)’
15. Alexis Korner – ‘Early In The Morning’
16. David McCallum – ‘The Edge’
17. Martha and the Vandellas – ‘Nowhere To Run’
18. The Button Down Brass – ‘Tequila’
19. Sam & Dave – ‘When Something Is Wrong With My Baby’
20. Brenda Holloway – ‘Every Little Bit Hurts’
21. Blur – ‘Intermission’
22. Focus – ‘Hocus Pocus (Original Single Version)’
23. Golden Earring – ‘Radar Love (1973 Single Edit)’
24. Barry White – ‘Never, Never Gone Give Ya Up’
25. Young MC – ‘Know How’
26. Queen – ‘Brighton Rock’
27. Sky Ferreira – ‘Easy’
28. Simon & Garfunkel – ‘Baby Driver’
29. Kid Koala – ‘Was He Slow (Credit Roll Version)’
30. Danger Mouse (featuring Run The Jewels and Big Boi) – ‘Chase Me’
(NME.COMより引用)

 

 

 

「ベイビー・ドライバー」のあらすじ

 

 

ベイビー(アンセル・エルゴート)は幼い頃の交通事故の後遺症でひどい耳鳴りに苦しんでいた。耳鳴りを遮断するためにお気に入りの音楽を聴くと集中力が研ぎ澄まされて天才的なドライビングテクニックを発揮することから、裏社会で犯罪者の逃走を手助けする“逃がし屋”を生業としていたが、ある日、ダイナーで見かけた美しいウエイトレスのデボラ(リリー・ジェームズ)にひと目ぼれしたことから、ベイビーは犯罪の世界から足を洗おうと決意し、雇い主のボスであるドク(ケヴィン・スペイシー)に願い出た。ドクからは組織を抜けることを認める代わりに最後の仕事としてハイリスクな合衆国郵便局の強盗計画を手伝うという条件を突き付けられたベイビーは彼女のため、自分のため、引き受けざるを得ないハメになるが…。

 

 

「ベイビー・ドライバー」の作品情報

 

 

原題:Baby Driver
監督:エドガー・ライト
脚本:エドガー・ライト
製作国:2017年イギリス
上映時間:113分
公開日:2017年8月19日
配給:ソニーピクチャーズエンターテインメント
出演者:
アンセル・エルゴートasベイビー(主人公)
リリー・ジェームズasデボラ(ベイビーが一目惚れするヒロイン)
ケヴィン・スペイシーasドク(暗黒街の大物ボス)
ジョン・ハムasバディ(強盗チームの一員)
ジェイミー・フォックスasレオン(バッツ/強盗チームの一員)
ジョン・バーンサルasグリフ(銀行強盗チームの一員)
エイザ・ゴンザレスasモニカ(バディの恋人)

 

 

驚いたことに歌手のスカイ・フェレイラがベイビーの母親として出演。サントラにも新録曲で参加してます。他にもこの作品に影響を与えた「ゲッタウェイ」の脚本を務め、「ザ・ドライバー」では監督を務めたウォルター・ヒルが声の出演。レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーが強盗役で出演していてまたビックリ。

 

 

Sky Ferreira Easy motion picture Baby Driver OST with LYRİCS

 

 

「ベイビー・ドライバー」はロマンティックなロマンス

 

 

今日僕がこの作品で最も伝えたかったことですが、

 

 

こんなにもロマンティックでハイテンションなカーアクションを見たことない!

 

 

ジャンル的にはクライムサスペンスになるんだろうけど、
メインはカーアクションで、そこに恋愛も含めたヒューマンドラマがある。

 

 

でもって、ベイビーとデボラのロマンスがロマンティックで、
お互いに好意を持ちながら、なかなか最後の一押しができずにいるんです。

 

 

それがまるでティーンエイジャーのような男女の距離感で、
キスまでの、恋人までの道のりは近くて遠い。
大人でありながらプラトニックなところがなんとも微笑ましい。

 

 

だからこそ、コインランドリーでダンスする場面が醸し出す空気は心地よく、
人生と向き合うことなく逃げてきたベイビーにとって、
ラストシーンの選択はまさにこれまでの自分との訣別のようでした。

 

 

 

Baby Driver dance

 

 

ま、そういう意味ではデボラは失った母親的存在で、
ベイビーの成長を天国からずっと見守っていたというようにも見えますね。

 

 

これ以上ないくらいサイコーの結末。
もう耳鳴りの症状は治まってるかもしれません。

 

 

ハイテンションのまま終わってしまうので余韻もたっぷりありますが、
アンセル・エルゴートとリリー・ジェームズはもちろん、
ケヴィン・スペイシーをはじめ、強盗団のメンバーもみんな個性的で最高。
ほとんど絶賛することしかないような作品でした。

 

 

 

Baby Driver boy

 

 

 

成長したな、ベイビー!

 

 

ベイビー・ドライバー予告篇

 

 

baby driver motion picture Japanese trailer

 

 

「ベイビー・ドライバー」の興行収入

 

 

全米での興行収入は公開から7週目で1億ドルを突破。
オープニング興行収入は2,000万ドルでランキング2位だったので、
批評家の予想をやや上回る程度でした。

 

 

しかし、そこから大きく数字を落とすことなく推移し、
逆に9週目はスクリーン数が増えて前週比+41%盛り返しました。
8月28日現在で1億334万ドルを記録。

 

 

日本では週末2日間のオープニング興行収入は4,300万円。
興行収入ランキング的には12位あたりでしょうか。
でも、1館あたりのアベレージは100万円を超えてるのはかなり優秀。

 

 

実際平日でも座席が8割方埋まっていたので、
ソニーは「スパイダーマン:ホームカミング」の宣伝に力を入れすぎたせいで、
営業かけるスタッフがいなかったんじゃないかな。

 

 

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