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映画「聲の形」は「君の名は。」とは違う次元で等身大の悩み苦しみを描いた感動アニメ

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君に生きるのを手伝ってほしい

 

 

「君の名は。」が変化球なら「聲の形」は豪速球。
「君の名は。」が非現実的なら「聲の形」は超現実的。
「君の名は。」がエンターテインメントなら「聲の形」はエンライトメント。
「君の名は。」が「楽しかった」なら「聲の形」は「痛かった」

 

 

 

いずれも今年を代表する、
いや、スタジオジブリ以降の新時代到来を象徴するアニメーションで、
高校生の青春とほのかな恋心を描きながら、
まったく異なるアプローチで「会いたい」という気持ちを表現した稀有な作品です。

 

 

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美麗な映像も思春期の繊細な心を表現した脚本も素晴らしい。
ディスコミュニケーションを象徴する「×」の演出もシンプルでいい。

 
いやー、どのシーンも全部やばすぎるわ。

 
途中で何度も何度も涙があふれてきて、
とうとう鼻水まで…

 

 

 

 

 

心に突き刺さる深い痛み

 

 

どの年代でも若さ故の過ちというか、

 
幼い頃は誰だって、
悪意はなくとも心ない言動で他人を傷つけてしまうことってあるし、
それが因果応報のように自分に跳ね返ってくることもあるよね。

 

 
ふと思い返せば強烈な痛みが体中を走りました。

 
誰かとつながりたいと心から思っていても、
相手を前にしたらあたふたしてうまく伝えられなかったり、

 
その思いをうまく表現できないことで逆に気味悪がられたりもして、
そんなもどかしさを抱えてたりするよね。

 

 

思ってもいない言葉が口から出てしまう。

そんなつもりはなくとも、その言葉が相手の心をえぐってしまう。

 
ふと振り返ってみたら自分にも思い当たることがあったりするんです。
だからこそ、深い痛みを味わわされます。

 

 

コミュニケーションって難しい!?

 

 

大変なことからは逃げたくなるもの。

 
でも、そうしているうちに無情にも時間がどんどん過ぎて、
後悔だけが日に日に大きくなっていく。

 
そんな勇気のない自分が時々大嫌いになるけど、
主人公の将也はしっかりと自分と向き合ってケジメをつけようしました。

 
表裏のないクラスメイトの女子なんてある意味、
みんなが思っていても言えないようなことをズバズバと言うだけに印象悪いけど、
きっと誰よりも本音で接しようとしてるんだよね。

 

 

他愛ないことだったんです。

主人公の将也にとってもはやし立てるクラスメイトにとっても…

 

 

 

でも…でもでも、

 

 

 

ある事件で、
それまで友達だと思っていたみんなが一斉に掌を返した。

あまりに残酷な裏切り。

 

 

いじめてるなんて自覚もなかった。
ただ、好奇心から面白おかしくからかっていただけ。

それでも許されないのは明らか。

 

 

怖くて逃げてしまった自分を変えたいと懸命になる女子もいました。
いじめの加害者のくせして自分だけいい子ぶる八方美人な女子もいました。
加害者なのに全責任を将也に負わせるような男子もいました。

 

 
気がつけば…この小さな世界で孤立した。

 

 
みんなそれぞれ不器用なんだけど、
心ではきっとみんな「つながりたい」って思ってるんだよね。

それがうまくいかないから、それぞれの感情がぶつかり合ってしまう。

 
わだかまりとか嫉妬、
あるいは自己嫌悪が隔たりとなってうまく言葉にできないだけ。

 

 

でも、伝えたい言葉はもう見失った。

届けたい思いはもう言葉にできなくなった。

 

 

 

すべては自分のせい。

 

 

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すべては自ら招いた過ちとは言え、

誰もいない世界の疎外感と罪悪感に耐えきれず、
自己嫌悪から自分の心を殺したのは他でもない自分。

 
もう誰とも関わりたくなくて、
誰の声も聴きたくなくて耳を塞いだのも他でもない自分。

 

 

自分で自分の世界に…逃げた。

 

 

自ら断ち切った。

 

 
それでもまだ生きていた。

 

 

死のうとしたけれど、それすらできなかった。

 
…とするなら、 生きていればなんだってできる。
孤独という暗闇の中でもがき苦しむ自分にもかすかな光が射していたのだ。

 

 

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「もう二度と人と関わらない」
「人と関わってはいけない」

 
そんな覚悟を決めて塞いだ両手を耳から離してみたら、
どこからか聴こえてきた温もりある声。

 
伝えたかった声。
聴きたかった声。

 
孤独を知ったからこそ自分は孤独じゃないと知ることができたんです。

 
主人公の「生きる決意」に最後はトドメの号泣でした。

 

 

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ただのラブストーリーではなく、
多感な思春期のコミュニケーションの難しさを繊細に描いた奥深いドラマでした。

 
痛みから生まれる温もりに涙腺崩壊でした。

明日はもっといいことがあると前向きな気持ちにさせてくれました。

 

 

補聴器って振動で声を耳に伝えますが、

鯉がバシャバシャと泳ぐたびに広がる波紋はその象徴なのかな?

 

 

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世界一かわいい映画監督グランプリ(HIRO認定)の山田尚子監督。
もっと称賛されていいんだけどなー。

 

 

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作品紹介

 

原作:大今良時(講談社コミックス刊)
監督:山田尚子(「映画けいおん!」「たまこラブストーリー」)
脚本:吉田玲子(「ガールズ&パンツァー」ほか)
キャラクターデザイン・総作画監督:西屋太志(「映画 ハイ☆スピード」ほか)
音楽:牛尾憲輔
主題歌:aiko「恋をしたのは」

製作:京都アニメーション

 

主題歌のPV♪

 

 

あらすじ

 

 

“退屈すること”を何より嫌う少年、石田将也(いしだしょうや)。
ガキ大将だった小学生の彼は転校生の少女、西宮硝子(にしみやしょうこ)へ無邪気な好奇心を持つ。彼女が来たことを期に少年は退屈から解放された日々を手に入れた。しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。
やがて5年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長した二人。
“ある出来事”以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子の元を訪ねる。
これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語…

(「映画 聲の形」公式サイトより)

 

 

 

メインキャラクター

 

 

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石田将也(CV:入野自由) 西宮硝子(CV:早見沙織)
小学生の頃はガキ大将だったが、 西宮硝子とのある出来事がきっかけで周囲から孤立してしまう。
それ以来ずっと孤独や自己嫌悪と闘いながら日々を過ごしている。
先天性の聴覚障害を持つ少女。
コミュニケーションの困難や失敗を日常的に経験してきたせいで、他人との摩擦を避けるために愛想笑いが癖になっている。

 

 

映画「聲の形」ができるまで~

 

制作の裏側を中心にキャストによるトークなど秘蔵映像が満載。

完成披露舞台挨拶の様子も。

 

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