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「GANTZ」2部作は原作に忠実な前編だけでいい理由

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なぜ戦う?

 

原作は週刊ヤングジャンプに2013年まで連載されていて、
累計発行部数が1,500万部以上(2011年映画公開当時)という、
欧米でも人気の高い奥浩哉の同名コミックなんですが、

 
漫画をまったく読まない僕でもタイトルだけは知っていて、
実写映画化が決まったときからどんな作品になるのか楽しみにしてました。

 

 

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少女マンガでも青年マンガでも内容を知らないからこそ期待できる部分が大いにあると思うし、

 
知っていれば否応なく原作と比較してしまいがちで、
結果的にキャラの違いとか映画的改変とか何かしら不満が残ったりするもんですが、

いやー、僕にとっては期待に違わぬクオリティの作品でしたよ。

 
最初から最後まで息つく暇もないくらいあっという間の展開で面白かったもん。

 

 
ただ、これはここ数年の流行りなのかもしれないけど、
今回はあくまで前後編2部作の前編という位置付けだから、

 
ドラマの途中でやや唐突に終わってしまうところが憎らしいなー。
こんな中途で終わられたら続きが見たくてたまらなくなること確実です。

 

 
加藤はあの後どうなったの?
岸本は…?
小島は…?

 

 
…って気になることだらけだから、
後編の「PERFECT ANSWER」を見ないわけにはいきませんわ。

 
エンドロールの最後に後編の予告篇が流れますが、
この作品の謎めいた部分の完全なる“答え”がたくさん詰め込まれた感じなんで、
前編よりもかなり面白そうです。

 
ま、原作が未完(映画公開当時はまだ週刊ヤングジャンプに連載中)だから、
結末はオリジナルのストーリーになるんでしょうね。

 

 

謎のミッションとルール

 

 

この作品は地下鉄のホームの線路上で玄野と加藤が通過車両に轢かれて死んでしまうところから始まって、

 
次の瞬間、気がつけば二人は見慣れない部屋にいて、
部屋の中央には真っ黒な球体(=GANTZ)が鎮座していて、

 

 

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他にも見知らぬ数名の男がいて、
しばらくしたら全裸の若い女性がまるでホログラムのように現れて、

 

 

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そうこうするうちにGANTZが突然動いて…と、

 
まったくワケの解らない展開が続いていくのですが、
GANTZからのメッセージによると、

 

 
「一度死んだ人間を私が生き返らせたのだから、
この世界では君たちをどうするかは私の勝手である」

 

 
とのこと。
そんな生殺与奪の権限を持つGANTZから不条理にも生死を賭けたゲームのように“星人”と戦うことを余儀なくされるんですね。

 
そこで死んでしまえば終わり。
GAME OVERです。

 

 
でも、ミッションをクリアして、
星人を倒すことができれば瀕死の状態であっても元通り元気な姿になって、

 
とりあえずは元の世界に戻ることができて、
以前と変わらぬ普通の生活を送ることができるようになるんです。

 

 
でもって、
彼らが最初に倒さねばならないのが謎の強敵、

 

 
いつもネギだけを食べてる“ねぎ星人”という宇宙人のような異形の生物なんですが、

 

 

 
ますますもってワケ解らない。

 

 
子供の“ねぎ星人”はすばしっこくてなかなか簡単に捕まえられないし、
大人の“ねぎ星人”は強力なパワーがあるから、

 
手にした武器が役立ちそうにないほど体が頑丈で強い。
彼らはそんな2体のねぎ星人をやっつけないといけないわけですが、

 
その後も“田中星人”“おこりんぼう星人”が登場。

 

 
ここまでくるともうこのワケ解らない世界は現実に“アリ”として楽しむ余裕ができてますわ(笑)

 

 
とにかく、意味なんて考えずに、
相手が誰であろうと玄野も加藤も岸本も生きるためにはひたすら戦うしかないわけで、

 
見る側も意味なんてイチイチ考えずに、
彼らと同じように不条理な世界を楽しむのがベターかな。

 
だって、コレ、

 

 

 

SFアクションとしては世界に通じるレベルですよ。

 

 

 

もっとエログロバイオレンスを強調すればさらにいい。

 

 

 

ハリウッド映画でいえば“MIB”と呼ばれる政府の秘密組織が地球上に生息する悪のエイリアンをやっつける「メン・イン・ブラック」的な世界観で、
そこに往年の特撮ドラマ「がんばれ!ロボコン」のテイストを織り交ぜたような作品ですが、

 
ガンツ先生がロボットたちに採点するのと同じように、
この作品でもGANTZが彼らの戦いぶりに点数を付けるんですね。

 
そこがまたユーモラスで、
最初は状況が解らずに他のことばかりに気が向いてるから0点ばかり。

 
戦果の累積が100点になれば2つのうちどちらか1つが叶えられるメニューがあるんですね。

 

 
「1:記憶を消去してこの世界から解放」
「2:好きな人を生き返らせる」

 

 
というもので、
前編ではまだ誰も100点に到達してないから、
実際どうなるかは現時点ではまったく分かりません。

 
でも、

自分のためではなく誰かのために彼らは戦ってるから、
きっと、

 

 
「2:好きな人を生き返らせる」

 

 
という選択をするような…。

 

 
僕なら「岸本見すぎ」でずっと0点かも…(笑)

 

 
だって、
“ガンツスーツ”と呼ばれるボディにジャストフィットした戦闘服を着用すれば体のラインがくっきりハッキリと出るから、

 
超巨乳の岸本をガン見してしまうし、
後ろ姿のヒップラインがまたエロいエロい(苦笑)

 

 

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玄野もガッツリ見てましたが、
ガッツリ凝視しないヤツなんて男じゃない(笑)

 
彼女にはぜひ後編でもガンガン出ずっぱりの活躍をさせてほしいぞ。

 
漫画でもアニメでもその巨乳っぷりはハンパないらしい…。
もともと奥浩哉の原作はエロくてグロいので、

 
エロ要素として、

 

 

“おっぱい要員”の夏菜

 

 

(↑失礼)

はもっとたくさん見せ場があってもよかったかな。

 

 

就職活動中の玄野が呟く面接マニュアルの、

 

 
「人にはそれぞれに与えられた役割がある」

 

 
という言葉が何度もモノローグで繰り返されますが、
最初のうちはただの面接向けだと思ってました。

 
ところが、

玄野自身が星人との戦いを通して、
だんだん自分は…

 

 
「正真正銘のヒーローなんじゃないか」

 

 
と本気で思うようになるんですよね。

 
そして、

ヒーローである自分はこの世界の星人を倒すことが自らのアイデンティティであると自覚していくんです。

 

 
玄野を演じる二宮くんが最初はいかにも就活に疲れ切った冴えない顔した大学生だったのが、
ヒーローとして覚醒したかのように、
目の輝きを持った男に変わっていくところは予想外で感心。

 

 
でもって、

そんなヒーローが戦う“田中星人”がボコボコに顔面を殴打する場面はまったく容赦ないし、

 
大仏にしても千手観音にしても、
ちょっとでも油断したら一瞬で殺られてしまうほどの強敵なので、

 
後編ではおそらくもっと強い星人が登場するだろうから、
彼ら以上にユニークな星人とのバトルも楽しみです。

 

 

 

後編の「PERFECT ANSWER」を見なくてもいい理由。

 

 

実はこのレビューは映画館で見た当時に書いたものに加筆修正してます。
とりあえず期待感たっぷりだったんですが…

 

 

そこで、楽しみにしていた後編「PERFECT ANSWER」ですが、

 

 
残念ながら期待外れもいいところでした。

 

 

 

前編以上にインパクトある星人の登場に期待してましたが、
映画オリジナルの黒服星人しか出ないし…

 

 

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玄野と多恵(吉高由里子)にちょっぴり涙するくらいかな。

 

 
岸本(夏菜)が出てこないだけでも0点ですよ。

 

 
地下鉄の車内でのアクションシークエンスだけが唯一の見どころで、
ここでの接近戦は息を呑む迫力でした。
車内という限定された空間で繰り広げられるチャンバラ劇はお見事だったもん。

 

 

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でも、前編からの期待以上のモノはないので、

 
作品としては前編だけで十分です。

 

 
多くの謎は未解決のまま。

 

 
「PERFECT ANSWER」は不可解な謎に対する完全なる答えの提示ではなく、

また、この不条理な状況の説明もなく、

いかなる状況においても、そこでどのような選択をしたとしても、

 

 
「完全なる答えなど存在しない」

 

 

 

という逆説的なメッセージが込められてるとか。

 

 

 

知らんがな。

 
メッセージを込めるのはいいとして、
そこまでの意味を読み取れるわけないやん!

 

 

作品紹介

 

 

「GANTZ」(2011年日本)
原作:奥浩哉(「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:佐藤信介(「砂時計」「ホッタラケの島」)
出演:二宮和也、松山ケンイチ、夏菜、吉高由里子、田口トモロヲほか

 

 

あらすじ

 

なかなか就職が決まらない大学生の玄野(二宮和也)はある日、地下鉄のホームで小学校時代の同級生の加藤(松山ケンイチ)と偶然再会するが、目の前で転落した酔っ払いを救出しようとして線路上に飛び降りた加藤に巻き込まれるカタチで、玄野まで通過列車に轢かれて死んでしまった。次の瞬間、気が付けば無傷で見知らぬマンションの一室にいた二人は自分たちの身に何が起こったのかまったく分からないまま、部屋の中央に鎮座する真っ黒な球体=GANTZによって、“星人”と呼ばれる異形の敵と戦うことを強要されるが…。

 

 

 

最新作「GANTZ:O」が公開

 

 

2016年10月14日に3DCGアニメとして「GANTZ:O」が公開されます。
「ゼロ」と思ったら「オー」と読むんですね。

 
大阪を舞台にしているから「オー」なんですが、
アニメだけにアクションはもっと派手になって面白くなりそう。

 

 

 

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