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映画「ノロイ」は失踪した作家が残した取材VTRを再検証したホラー!そこにはおぞましい映像が…

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モキュメンタリーの手法を取り入れたホラはーの第一人者、白石晃士監督が現実とフィクションの境界線をぼかし、突然消息不明となった怪奇作家が残した取材VTRとノートを基に徹底的に再検証していくんですが、おぞましいその中身は取材の過程で得体の知れない「ノロイ」が怪奇作家に降りかかっていく姿が…

 

 

呪いは実在する!?

 

 

「呪い」をテーマにしたドキュメンタリーの最新作を完成させた直後、
取材したVTRとおぞましい内容が記されたノートを残して、
謎の失踪を遂げた怪奇実話作家の小林雅文。

 

 

しかも、失踪後に自宅は全焼し、
その焼け跡からは作家の妻の焼死体が発見されるが、
本人は今も行方不明のままである。

 

 

「ノロイ」と名付けられたこのドキュメンタリー、
あまりにショッキングな内容ゆえ、発売は見送られたが、
新進気鋭の映像作家の白石晃士がこの作品を映画として製作することを決意。

 

一年近い年月をかけて追加取材と権利処理を試みたが、
関係者の多くは真実の公表を恐れて口を閉ざし、

 

一部の映像はモデルが特定できないよう仮名を用いて再度撮影を行うことで、
再検証バージョンがついに完成した…

というのがこの作品のイントロダクションですが、

 

 

 

すべては本当にあったこと

みんな死んだ

 

 

という前フリもあって、
フェイクドキュメンタリーとして構成しました。

 

 

実際のところ、
どこまでが本当でどこからが嘘なのかは分からない作品になってます。

 

 

おそらくはすべて現実にあったかのようにみせたフィクションですが、

あ、いや、そうでなければ怖すぎますが…(笑)
インターネットをうまく利用して、

 

 

小林雅文という怪奇実話作家があたかも実在するかのように思わせてるだけに、

 

 

100%ウソとも言い切れません。

 

 

ま、でも、99.9 %フィクションだろうけどね(笑)

 

 

アメリカで大ヒットした「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の戦略を取り入れたフェイクドキュメンタリーです。

 

 

ノロイ

 

 

 

ただ、この手法を取り入れたのはいいんですが、

 

 

ホラーとして全然怖くないのは困ったもんです。

 

 

もっとギリギリのラインでフィクションかノンフィクションかの判断に迷わせてほしいところなんだけど、

 

不可解な現象の謎を解く重要なキーパーソンである石井潤子といい、
全身をアルミで覆った自称霊能力者の堀光男といい、

 

オーバーアクトすぎるからかえって不自然だし、
リアルなドキュメンタリーとしてはあまりに安っぽい。

 

 

テレビ番組にしてしまうと信憑性ゼロになる

 

 

そのウソ臭さを少しでも補うために、
劇中のバラエティー番組は実際に放映されてそうな内容にしていて、

 

超能力者が透視などの実験を行ったりとか、
タレントが霊能者と一緒に有名な心霊スポットを訪ねたりするんですが、

 

フィクションを現実に近付けるための演出が完全に逆効果で、
安っぽさに拍車をかけてるんですよね。

 

 

 

ノロイ

 

 

しかも、
その番組は心霊スポットのロケ収録中に女優の松本まりかが突然悲鳴を上げて倒れたこともあって、
放映中止になるというオマケつき(笑)

 

だって、そんな霊的エピソードは宣伝の常套手段だもん。

 

彼女の演技が超リアルなのは素晴らしいんだけど…。

 

 

ノロイ

 

 

 

ま、僕には全然怖くはなかったけど、
これは呪いとか霊の存在を120%信じる人にとっては怖いくらいリアルな映画かもしれません。

 

ドキュメントの構成はうまくできていて、
心霊現象に否定的な僕も思わず引き込まれたもん。

 

霊的なものを信じる人にとってはオーバーアクトも逆に憑依されているようで自然に映るかもしれません…。

 

 

不可解な現象の鍵となる“禍具魂(かぐたば)”という言葉。

 

 

その謎を追う小林が真相に近付くにつれてどんどんウソ臭くなっていくのとは対象的に、
信じる人にはどんどんリアリティが増していくという、
逆転現象が起こってると思います。

 

 

 

中途半端なリアル感は逆に嘘くさい

 

 

実在しないであろう小林雅文のサイトには取材の過程が時系列で分かるような日記があるので、
これだけ見るとちょっと本物っぽい(笑)

 

 

でも、
観客を信じこませるためにはもっと手の込んだメディアミックス戦略が必要やねん。

 

この作品はネット上で展開するだけで他のメディアを巻き込んでないから、
そこが「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」との決定的な違い。

 

 

たとえば、小林の失踪と妻の焼死があたかも実際にあったかのようにニュース番組で“ヤラセ”として放映するだけでも真偽はもっと謎だらけにできたはずですが、

日本のメディアではそこまではさすがに不可能だったか。

 

 

テロップで「これは映画です」的な注釈を入れるだけでもまだ少しマシなんだけど…。

 

 

 

全編ドキュメンタリーの体裁によるフィクションで構成してるわけだから、
より事実感を醸し出すにはもっと嘘が必要なわけ。

 

 

モキュメンタリーに必要なのはリアリティです。

 

 

 

そんなん当たり前やん。
中途半端なリアル感では逆にウソ臭さが増すだけ。

 

 

 

モキュメンタリーとは…?

ドキュメンタリーの表現方法を用いて、あたかも事実であるかのように虚構の事件や出来事、架空の人物や団体に対する取材に基づいて製作されるドキュメンタリー“風”の作品。
「モックメンタリー」「モック・ドキュメンタリー」あるいは「フェイクドキュメンタリー」と呼ばれる場合もあります。

 

 

当然、小林雅文の書籍とかビデオは販売されてません。
せめて1冊だけでも店頭にあれば本当に実在していると思わせることができたんじゃないかな。

 

Vシネマによくある「本当にあった怖い話」という類のビデオのほうがよっぽどリアルで怖いですよ。

 

それにしても小林雅文を演じている俳優が誰なのかは気になりますが…。

 

 

 

 

作品概要

 

 

「ノロイ」(2005年日本)

製作:一瀬隆重
監督:白石晃士
出演:松本まりか/アンガールズ/菅野莉央/飯島愛/荒俣宏/高樹マリア

公開日:2005年8月20日
上映時間:115分

 

 

 

あらすじ

 

 

2004年4月12日。さまざまな超常現象や怪奇実話をルポルタージュし、書籍やビデオ作品として発表してきた怪奇実話作家の小林雅文の自宅が全焼した。焼け跡から妻の焼死体が発見されるが、その後、小林本人は行方不明となってしまう。その1年半前、小林は「隣の家からいないはずの赤ちゃんの泣き声がする」と投書してきた主婦を取材していたが、隣家の女性、石井潤子は異様な形相で意味不明の言葉を発するだけで小林の取材を拒否。ところが、撮影したテープに録音されていた奇妙なノイズを分析した結果、その音は複数の人間の赤ちゃんの声であるという驚愕の事実が判明。「何かある」と確信した小林は石井潤子の取材を再度試みるが…。

 

 

 

HIRO
ハリウッドでも「Noroi the Curse」というタイトルで公開されたんだって。

 

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