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「お父さんのバックドロップ」は中島らも原作の頑張るパパを応援する映画!

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息子に尊敬される父親になりたくて一世一代の大勝負を挑むプロレスラーとプロレスが大嫌いな息子が心を通わせていくという、ハートウォーミングな親子の物語なんですが…

 

 

カッコ悪いがカッコいい!?

 

 原作は「読むたびに笑えて涙する」と言われる中島らもの伝説的な同名短編小説。

 

 

 

お父さんのバックドロップ

 

1980年の大阪の下町が舞台というだけで僕的には親近感がありますが、
ものすごくベタな大阪弁がさらに心を温めてくれます。

 

 

お好み焼きとご飯が当たり前のように一緒に食卓にのぼるという、
いわゆる「炭水化物セット」が大阪らしいし、
どぎつい言葉にも愛情があふれてるから嫌味がない。

 

 

不器用なんだけど息子のことを誰よりも愛してるダメな父親と、
そんな父親に反発するクールな息子、

 

とぼけたおじいちゃんにお隣の肝っ玉母さん、
大人顔負けの発言をする息子の同級生にそろばん勘定ばかりするプロレス団体の社長…。

 

みんな愛すべき人たちばかりなんで、
それだけで愛おしい作品です。

 

 

お父さんのバックドロップ

 

 

 

リングのパパはちょっと違う!?

 

 

お父さんはお父さんなりに一生懸命頑張ってるんですが、
お母さんが死んでしまうかもしれないという状況でもプロレスの試合を優先したお父さんのことが許せないでいる息子。

 

 

このときに生じた父子関係の溝が致命的で、
キャッチボールをしても、

 

 

「無理して父親ぶらなくていい」

 

 

 

と冷たく突き放されるし、

 

 

「お父さんがプロレスをするのは便所掃除の当番のようなもの」

 

 

と持論で言い聞かせようとしても、

 

 

「お父さんなんて大っ嫌い」
「プロレスなんて大っ嫌い」

 

 

と返り討ち。

 

牛之介は所属プロレス団体の社長(生瀬勝久)に経営危機の打開策としてヒール役を直談判され、
渋々引き受けたという経緯があって、

 

 

悪に徹する役割だから、

 

試合では鎖などの凶器を使ってナンボという嫌われ役。

 

 

でも、
子供にはそんな大人の事情は分かるはずもなく、
反則技で対戦相手を痛めつけてる姿が息子にはモラルとしても許せないんでしょう。

 

だから、お父さんがどんなに頑張っても報われない…どころか、
息子との溝はさらに深まるし、父子の距離もどんどん広がってしまう。

 

 

このままではいけないと頭ん中では分かっていても、
このままやめるわけにもいかないので、

 

 

「わしの居場所はリングしかないんや」

 

 

と言わんばかりに
生死を賭けた無謀な挑戦となるわけです。
“熊殺し”の異名をもつ極真空手の猛者との異種格闘技戦となるわけです。

 

 

それは亡き妻のため、
つらい思いをさせてしまった息子のため、
存続の危機に立たされる団体のため、
そして、不甲斐無い自分のため。

 

 

 

98分一本勝負!

 

 

リングに立つお父さんはカッコ悪くてもみっともなくても、

 

 

カッコいい。

 

 

タイトルから結末は容易に想像がつくんですが、
心に愛がなければスーパーヒーローになれないんだよね。

 

一雄にとってお父さんが誇らしいヒーローになった瞬間は世界最強のヒーローが誕生した瞬間でもあって、
ちょっと涙がポロリ。

 

 

 

お父さんのバックドロップ

 

 

そう、アホでもブザマでもいいから、
お父さんは一生懸命やらなきゃ子供に尊敬されないかもしれない。

 

牛之助はそのことを体現したわけで、
リング上で見せたストレートな愛情にはバックドロップを喰らったくらいの衝撃で胸を打たれました。

 

 

 

原作者中島らものコメント:

映画を見終って、「たのむ。三分間でいい。客電をつけないでくれ」と思った。溢れ出る涙で顔がグシャグシャになっていたからだ。この映画はプロレス界を背景にしているが、凡百の「格闘技映画」ではない。父と息子の繋がり、憎愛を描いた感動の名作である。

 

 

 

 

作品概要

 

 

タイトル:お父さんのバックドロップ Backdrop del mio papa
原作:中島らも
監督:李闘士男「デトロイトメタルシティ」「神様はパリにいる」
主題歌:スネオヘアー「ストライク」
上映時間:98分
映画公開日:2004年10月9日
キャスト:
下田牛之助:宇梶剛士
下田一雄:神木隆之介
下田松之助:南方英二
金本英恵:南果歩
金本哲夫:田中優貴
下田早苗:奥貫薫
菅原進(プロレス団体の社長):生瀬勝久

 

 

牛之介という名前は悪役プロレスラーの“上田馬之助”が由来。

 

 

あらすじ

 

小学生の下田一雄(神木隆之介)はプロレスが大嫌いで、恥ずかしいからクラスメイトにも父親の牛之助(宇梶剛士)の職業がプロレスラーであることを隠していた。父親がお母さんの死に際に立ち会わなかったことを今でも許せないでいる一雄に、牛之介は自分の仕事を理解してもらおうとするが、ある日、一雄がとても大事にしていたお母さんと二人で映ったビデオテープにおじいちゃん(南方英二)が牛之介の試合を重ね録りしてしまったことで、親子の亀裂はさらに深まってしまう…。

 

 

 

幼い頃の神木隆之介くんが可愛い!

 

 

 

お父さんのバックドロップ

 

 

電柱の張り紙。
ボクシングジムの会長は丹下段平(あしたのジョー)

 

 

こんな小ネタが楽しい。

 

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