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実写映画「覆面系ノイズ」は片想いだらけの恋愛と音楽にかける青春映画(あらすじと感想)

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少女漫画雑誌「花とゆめ」に連載中の人気コミック「覆面系ノイズ」は恋愛と音楽の狭間で揺れる高校生たちの切ない初恋と片想いを描いた福山リョウコ原作の青春ラブストーリーの実写化作品ですが…♪

 

 

実写映画「覆面系ノイズ」は本気の音楽映画♪

 

 

覆面系ノイズのチラシ

 

 

 

バンド活動に青春を懸ける高校生たちの物語。
伝えたいのに伝えられない一方通行な片想いがもどかしく、
バンドのメロディと共に紡いでいく究極に切ないラブストーリーなんです。

 

 

そして、かなり本格的な音楽映画でもあって、
出演者は自ら歌い、演奏するという“本気度”の高い作品。
ニノ役の中条あやみはボイトレを受けるくらい気持ちが入り込んでます。

 

 

 

覆面系ノイズの中条あやみ

 

 

その効果もあってか…めちゃめちゃうまい。
劇中バンドのin NO hurry to shoutは実際にデビューしました。
どこかで聞いたことあるような、よくあるパターンですけどね。

 

 

  • 「NANA」の中島美嘉(BLACK STONES)
  • 「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の大原櫻子(MUSH&Co.)
  • 「キセキ -あの日のソビト-」の菅田将暉ほか(グリーンボーイズ)
  • 「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」の長瀬智也ほか(地獄図/ヘルズ)

 

 

地獄図(ヘルズ)は音楽番組出演を果たすもCDデビューはせず

 

 

その他にも劇中バンドまたは歌手として、
俳優または歌手がそのまま吹き替えなしで歌った作品もたくさんあり、
代表的なところでは…

 

 

  • タイヨウのうた(YUI)
  • あやしい彼女(多部未華子)
  • ソラニン(宮崎あおい)
  • ROCKERS(中村俊介)
  • 君と100回目の恋(miwa)
  • 二度めの夏、二度と会えない君(吉田円佳)

 

 

というくらい枚挙に暇がないですが、
本業は歌手だけど女優に挑戦してみるパターンと、
本業は俳優なので役柄として歌手を演じ切るパターンがあります。

 

 

洋画でも数え切れないほど。
「シングストリート」「はじまりのうた」といったジョン・カーニー監督作とか、
最近ではアニメの「SING/シング」も俳優とかコメディアンがアフレコで歌ってます。

 

 

 

覆面系ノイズのライブ

 

 

その一方でボーカル部分を吹き替えまたは無音で処理する作品もあって、
「BECK」はその最たるものでしょう。

 

 

誰もが一度聴いたら忘れない天使のような歌声の持ち主で、
生来の天才ボーカリストという設定なのに、
コユキ(佐藤健)の歌声は原作者(ハロルド作石)の意向もあって声を消しました。

 

 

オープニングテーマはレッド・ホット・チリ・ペッパーズ「Around the World」
エンディングテーマはオアシス「Don't Look Back in Anger」
フジロックフェスティバルのスタッフが同じ苗場スキー場でフェス終了後に撮影するという音楽に対する力の入れ具合に反して最も大事なボーカルの声を再現しないのは残念を通り越して怒りしかない。

 

 

かなり脱線しちゃいましたが、
「覆面系ノイズ」は「キセキ -あの日のソビト-」と同じくらいの気合いで、
音楽映画としてバチバチ勝負してきた感に圧倒されました。

 

 

ネットでは「下手くそ」という酷評が目立つ中条あやみの歌声にしたって、
イノハリのニノを実写化する難題を十分にクリアしてるし、
アーティストの中島美嘉や大原櫻子と比較するのはそもそもナンセンス。

 

 

宮崎あおいや多部未華子以上にインパクトがあったし、
「BECK」のように音楽映画としての勝負を避けた作品よりずっとずっといい。
テレビの音楽番組の収録が嘘臭くなく感じたのもバンドの持つリアルな“力”です。

 

 

 

イノハリ

劇中バンドのin NO hurry to shout(イノハリ)
左からベーシストでリーダーのハルヨシ(杉野遥亮
ボーカリストのニノ(中条あやみ
ギタリストのユズ(志尊淳
ドラマーのクロ(磯村勇斗

 

 

一方通行の切ない片想い

 

 

青春時代の恋愛なんてそんなもんだけど、
誰もがじれったくてもどかしい。
どんなに愛していたってなかなか相手には気づいてもらえないもんね。

 

 

「好き」という二文字が伝えられない。
「大好き」以上の気持ちをストレートに表現できない。
言葉にできない感情が昨日も今日も頭ん中でぐるぐるぐるぐる。

 

 

ユズにしたって出会った瞬間からニノのことが大好きなのに、
ニノを前にしたら想いを伝えられない。
でも、ニノはユズのそんな気持ちをまったく知らず、
ユズの目をまっすぐに見つめながら、

 

 

「大好き」
「ユズの曲が大好き」

 

 

…なんて言葉を超至近距離でフツーに言っちゃうんですよね。
もちろん、「ユズの作る曲が大好き」という以上の意味はありません。
ニノには他意がないからこそ、ユズの身に立てばなかなか罪深い言葉です。

 

 

 

覆面系ノイズの2ショット

 

 

でも、そんなユズはユズが結成したin NO hurry to shoutだからこそ、
力になりたいという想いでボーカルを務めるミオウの片想いには気づかない。

 

 

いつもユズのそばで歌っていても、心の中はユズには届かない。
それがまたもどかしくってじれったくて歯がゆくて、

 

 

「なんで気づかへんねん!!!」

 

 

…っていう苛立ちが募ります。

だから、イノハリのボーカルを脱退しちゃうねん。
イノハリはニノのためのバンドやからミオウはやってられなくなんねん。

 

 

 

覆面系ノイズのミオウ

 

 

でもでも、ユズに気付いてもらえないで泣きそうなミオウを見てられなくて、
ミオウのことが大好きなハルヨシは何度となく、
「俺じゃダメか?」とミオウに好きだという気持ちをぶつけますが…

 

 

なんとなく片恋が実ったのはハルヨシくらいかな。
いつもジョーク扱いで軽くスルーされ、
本気にしてもらえないハルヨシが立ち去ろうとするミオウの腕を強引につかんで引き寄せ抱きしめるシーンは感動ものでした。

 

 

 

だって、本気なのに本気だと思ってもらえない辛さもハンパないし、
告れば告るほどジョークっぽくなってしまいかねないから、
「もうええわ!」って逆ギレされちゃうことだって…

 

 

そのギリギリのラインで強引ながらも力強く抱きしめたからこそ、
ハルヨシの“本気”がミオウに届きました。
ここで自分が引いたらまたいつものようにジョークとして流されたでしょうね。

 

 

それぞれが片恋に悩み、もがき苦しむ姿は等身大で、
青春時代をとっくに通り過ぎた僕でも共感するところが多々あるんだもん。

 

 

もしもタイムマシンで当時に戻れるなら、
自信が持てなかった自分にもっと前向きな勇気を持ちたいと思う今日この頃。
本当の心を隠していた自分から解放されようと思う今日この頃。

 

 

 

覆面系ノイズのレコーディング

 

 

 

この声、届け!響け!

 

 

幼なじみのモモが何も告げずに突然姿を消してから、
「いつの日か歌声を目印にニノを見つけ出す」というモモと交わした約束を信じ、
ただ、あてどなくシャウトするように歌っていたニノ。

 

 

ユズと再会してからも心にあるのはモモのことだけ。
でも、モモには届かない。

 

 

何かが足りないと感じたニノは世界中どこにいても届くように、
足りないものを全部埋めるためにミオウに特訓を志願するわけですが、

 

 

正直、このあたりはミオウ役の真野恵里菜のうまさに驚愕。
元ハロプロのアイドルとは思えないくらいの歌唱力は中条あやみを超越してました。

 

 

ニノがミオウ脱退後のイノハリのボーカリストになってから、
ミオウの歌声を聴く機会がなくなったのは残念。
モモがベースを務めるバンドSILENT BLACK KITTYの演奏シーンもほしかった。

 

 

 

覆面系ノイズのニノ

 

 

 

 ユズとモモの接点

 

 

二人の共通点はニノの幼なじみということ。
曲作りができて、ニノの才能を誰よりも認めてるということ。
ニノのことが大好きな恋のライバルということ。

 

 

そして、二人とも幼い頃にニノの前から突然姿を消したこと。
そのせいでニノにツラい思いをさせたこと。

 

 

実写映画ではユズとモモの接点はあまり描かれてないから、
ユズがモモのことを「榊」と呼び捨てにするのは唐突すぎる感じだったし、
お互いが幼少期にニノと出会っていたことは知らないから、
ギターとベースでセッションするのも唐突。

 

 

映画覆面系ノイズのユズとモモ

 

 

でも、アニメではユズとモモは同じ高校に通う同級生だと最初から認識してるし、
ニノとのつながりは知らないからこそバトルこともありません。

 

 

だからこそ、それが分かったらヒートアップしますが、
モモはテレビの音楽番組でイノハリを一目見てニノだと気づいて、
その怪物のような声に圧倒され、自分の曲を歌ってくれとニノに迫るんです。

 

 

 

映画覆面系ノイズのニノとモモ

 

 

幼い頃からずっと一緒だった初恋相手のモモ
モモが去って悲しみに暮れる自分を元気づけてくれたユズ
ライブ本番直前になっても会場に姿を見せないニノ

 

 

ま、ニノが二人のどちらを選択するかなんて考えなくても読めますが、
それでもハラハラドキドキさせてくれる演出はなかなか。
ユズがニノのために作ったイノハリの「Close to me」はサイコーでした。

 

 

 

覆面系ノイズのユズとニノ

 

 

映画「覆面系ノイズ」の作品情報

 

 

監督:三木康一郎
原作:福山リョウコ
脚本:横田理恵/三木康一郎
公開日:2017年11月25日
上映時間:116分
製作国:2017年日本
音楽:MAN WITH A MISSION
主題歌:in NO hurry to shout「Close to me」
エンディングテーマ:MAN WITH A MISSION「FIND YOU」
制作プロダクション:メディアミックス・ジャパン
配給:松竹
出演者:
中条あやみas有栖川仁乃/ニノ(感情のままシャウトする天才ヴォーカル)
志尊淳as杠花奏/ユズ(ニノの才能を高く評価するギタリスト)
小関裕太as榊桃/モモ(ミステリアスで内向的な作曲家)
真野恵里菜as珠久里深桜/ミオウ(正直でまっすぐなヴォーカリスト)
磯村勇斗as黒瀬歩/クロ(ドラム担当のムードメーカー)
杉野遥亮as悠埜佳斗/ハルヨシ(オネエ言葉のリーダーでベーシスト)

 

 

三木康一郎監督の代表作は昨年公開の「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」
過去記事⇒がんちゃんにKOされる「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」の感想

 

 

12月23日には桐谷美玲主演の「リベンジgirl」が公開され、
来年は「植物図鑑」と同じ有川浩原作の「旅猫リポート」(福士蒼汰主演)が公開されます。

 

 

映画「覆面系ノイズ」のあらすじ

 

 

小学生の頃、ニノ(中条あやみ)はいつも一緒にいた初恋相手のモモ(小関裕太)がある日突然姿を消したことがショックで大好きな歌を歌えなくなるが、そんな時に偶然出会ったユズ(志尊淳)が作曲した曲を口ずさむことで歌うことが苦しくなくなっていた。しかし、ユズも何も告げずに突然姿を消してしまう。それから6年が経ち、大切な二人との別れを経験した彼女はモモが遺した「いつの日か歌声を目印にニノを見つけ出す」という約束を信じて歌い続けていたが、高校でユズとの再会を果たした。そして、ユズからの誘いで覆面バンドin No hurry to shout(イノハリ)のボーカルを務めることになった彼女は本格的に音楽活動を始めるが、あるオーディション会場でモモらしき人物を見かけて声をかけたところ、まるで別人のように冷たくあしらわれ、激しく落ち込んでしまう…

 

 

映画「覆面系ノイズ」の予告編

 

 

映画「覆面系ノイズ」の予告編

 

in NO hurry to shoutの「Close to me」

 

 

in NO hurry to shoutの「Close to me」

 

HIRO
期待通りの作品だったけど、できれば今後のニノをめぐるユズvsモモの本気の奪い合いバトルを見てみたい

 

 

 

覆面系ノイズのキャラクター

 

 

 

オススメの過去記事⇒小関裕太主演映画「あしたになれば…」は青春まっしぐら!

 

 

 

それにしても瞳の大きな女子がまっすぐに見つめてくるのって、
身近にいたら確実にコロっと落ちる自信があります。
反則技だけど、無意識にやってることだから罪には問えない(笑)

 

 

至近距離の接近戦になれば勘違いドキドキが発動してKO負け必至のヤバさ。
ニノもそうだけど、ニノを演じる中条あやみがまた魅力的。
三木康一郎監督も意図したような顔のアップがかなり多かったです。

 

 

 

映画「覆面系ノイズ」の興行収入は?

 

 

とりあえず観客動員数のランキングではトップ10圏外でした。
週末2日間のオープニング興行収入は2,100万円。

 

 

ファーストランで206スクリーンは決して多くはないけど、
単純計算で1スクリーンあたり10万円ちょい。
1日4回上映したとして1回2万5,000円の興行収入になりますが、

 

 

観客が全員1,800円支払ったと仮定したら、
わずかに14人くらい!

 

 

実際、僕が見たときは10人もいないガラガラ状態だっただけに、
2週目以降はさらに少なくなって、
最終的な興行収入は1億円にも満たない可能性が大きくなりました。

 

 

人気凋落傾向にある「少女漫画の実写映画化作品」は今後ますます少なくなるでしょうね。

 

 

今年の“大コケ・オブ・ザ・イヤー”は土屋太鳳主演の「トリガール」に確定かと思いましたが、
「覆面系ノイズ」が不名誉なタイトルをもっていくかもしれない。

 

 

 

映画「覆面系ノイズ」の本編冒頭映像

 

 

映画「覆面系ノイズ」の本編冒頭映像

 

 

 

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