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映画「僕は妹に恋をする」は松本潤主演でツインセストを描いた禁断の純愛ワールドですが…

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人気漫画家青木琴美の同名少女漫画を実写映画化したこの作品。
双子の兄妹が愛し合うという衝撃的な禁断ワールドを松本潤と榮倉奈々で描いたピュアなラブストーリーですが…

 

 

世界中を敵に回しても…。

 

 

累計600万部の売り上げを記録する青木琴美の同名人気少女コミックを「blue」の安藤尋×嵐の松本潤×ティーンに人気のカリスマモデルの榮倉奈々で実写化した作品なんですが、

 

 

あまりに地味すぎて僕のテンションはまったく上がりませんでした。

 

 

僕は妹に恋をする

 

 

純粋ゆえに残酷で、
絶対に結ばれることのない兄妹の愛を描いてるわけですが、

 

まー、遠回しな表現にせずハッキリ言っちゃえば…

 

 

 

 

近親相姦ですわ。

 

 

 

愛し合うには最もハードルが高い…というか、
ハナから越えることができない、
越えることを決して許されることもない障壁ですが、

 

 

それでも愛しちゃったのよね。

 

 

「ロミオとジュリエット」よろしく、
二人のために世界はある。

 

 

禁じられた恋だからこそ燃え上がるというのもあるとは思いますが、
残念ながらこの作品には最も必要な要素である切なさが感じられません。

 

 

これはおそらく安藤尋監督の演出に問題がありますが、
「blue」でもそうであったように、

 

この監督は基本的に演者のアドリブ的な表情なり言動なりに委ねてるところがあるから、
カメラのフィルムはずっと止めず、

 

ワンシーンワンカットで撮影する“長回し”という手法をかなり多用してるんですね。

 

 

そのせいで劇中の二人の間に流れるセリフのない“間”(いわゆる行間)がすごく長く感じられるので、
見てるほうは退屈な気分にさせられるんです。

 

 

ある意味、それは二人の自然な姿を映し出していてリアルなんだけど、
二人からは情感や体温が伝わってこないから感情移入できず、
本来であれば長回しでリアルになるはずの、

 

 

「決して愛してはいけない人を好きになってしまった」

 

 

という罪悪感とか苦しみとか葛藤がリアルに見えないという矛盾を感じます。

 

 

 

ま、これは人それぞれの感性とか価値観、
あるいは禁忌に対する倫理観の問題かもしれませんが、

 

それほど二人の愛に、

 

 

「幼い頃からずっと思い続けてきた」

 

 

という深い情念を感じられないのが僕的には痛いところです。

 

 

長回しにすることで二人の心の奥底にあるはずの複雑に揺れる想い、
心理的葛藤を発露させてるという意図は解るんですが、

 

そこから二人の苦しみとか切なさを見出せず、
ましてや頭ん中が狂いそうで、

 

 

もうどうにもならないくらい身も心もグチャグチャになって、
それでも、ただ、好きで好きでたまらず、
愛し合ってるような境地に達してるようにも見えないんですよね。

 

 

 

僕は妹に恋をする

 

 

改めて言うまでもないですが、

 

 

 

禁忌を犯す

 

 

 

ということは人としての道を外した背徳行為なんで、
そこに至るまでの葛藤たるや想像を絶するくらい大きなはずなのに、

 

 

この二人はいとも簡単にその壁を乗り越えちゃいました(失笑)

 

 

理性では本能を抑え切れなくて、
クレイジーになっちゃうのが本物の愛だとしたら、

 

 

この兄妹の恋愛なんてまだまだ、

 

 

 

オコチャマの恋愛ごっこのレベル。

 

 

一度距離をおいて離れてしまえば案外、
あっさりと夢から醒めちゃうんじゃないかな(笑)

 

 

 

エピソード1:今夜僕は禁忌を犯す…。

 

 

ただ、そういう演出以前にキャスティングミスのような気もするんですよね。

 

 

双子の兄妹という禁断の愛で純愛を描くなら、

 

 

妹役は榮倉奈々では絶対ミスマッチですよ。

 

 

それは彼女の演技力がどうこうではなく、
見た目というかイメージの問題。

 

彼女のようにスラっとして背が高くて、
元気あふれる女優さんだとイメージじゃない。

 

 

ここはやはり“妹萌え”の女優さんを起用すべきでした。

 

 

ま、この作品は“兄萌え”でもありますが…。

 

 

僕は妹に恋をする

 

 

おまけに松本潤よりも榮倉奈々のほうが足が長く見えるから、
二人が並んだ姿はアンバランスで、

 

 

とても「兄と妹」という感じではないもん。

 

 

それが逆に近親相姦というタブーを超えた男女の純愛に見えるという意味では成功かもしれませんが、
フツーの男女の恋愛ではなく、禁断の愛を描いたこの映画ではやっぱ違う。

 

 

榮倉奈々の無垢で無邪気な笑顔は元気で明るく魅力的。

 

 

松本潤の弱々しくて、
それでいて時に強引なところも演技としては全然OK…なんだけど、

 

いかんせんこの作品の世界観というか、
空気感とはミスマッチかな。

 

クラスメイトの友華を演じる小松彩夏と矢野を演じる平岡祐太はすごく良かったけど、
この二人も物分りが良すぎるよ。

 

 

 

その時、世界は残酷なほど美しく見えた。

 

 

 

それぞれ好きな相手がタブーの世界にいるというのに、
どうして力ずくでも奪おうとしないのか…。

 

 

友華はまだ、

 

 

「他の人を好きでもいい」

 

 

と、なんとか振り向かせようとして体当たりで頑張ってますが、
それでも理科室での頼と郁のインモラルなキスを目撃したわりにはまともやん。

 

 

でも、郁のことが好きな頼には友華と一線を越える覚悟があるわけではなく、
ベッド上で胸元まで服をまくりあげておいて、

 

結局そのまま何もしないんだから、

 

 

 

ヒドイ男だよね。

 

 

そんな頼は女の子からしたら「誠実で優しい男」に映るのかもしれませんが、

 

 

違いますからね。

 

 

友華は郁の存在を知っていながら、
それでも好きだから覚悟を決めてるというのに、

 

そんな場所に一方的に誘っておいて、
しかも、服まで脱がせておいて、
何もせずに逃げ出すような頼は圧倒的に悪いし、

 

そもそも自分のモヤモヤした気持ちを他の女の子で忘れよう、
まぎらせようとする行動が、

 

 

 

最低最悪

 

 

 

に思えてなりません。

 

たとえ一瞬でも友華を自分の欲情のハケ口にしようとしたのは否めないしね。

 

 

もう一方の矢野は全然“押し”がないから、
どうにもなりません。

 

 

恋愛より友情を大事にするタイプの男なのかもしれませんが、
頼に真っ向から、

 

「妹ちゃんのこと諦めない」

 

と宣言しておきながら、
その後、自分からは何も行動しなかったら、

 

郁のほうから自分に向かって来るわけがないのに、
ただ、頼に、

 

「諦めない」

 

を繰り返すだけ。

 

 

友華が郁に何気なく、
それでいてとても冷たく言い放った、

 

 

「双子って得だよね」

「兄妹で恋愛なんて可笑しいね」

 

 

 

というイヤミが表わすように、
いつもそばにいる存在には勝てないし、

 

 

禁忌を犯してる二人が相手ではそもそも入り込む余地は確かにないんだけどね。

 

 

 

余談ですが…

 

 

 

40代後半以上ならおそらく名前くらいは知ってるであろう、
伝説のアダルトアニメに「くりいむレモン」というシリーズがありますが、

 

 

これこそ近親相姦という禁じられた兄妹愛を描いた日本の商業用アダルトアニメとしてはほぼ最初の作品だったんじゃないでしょうか。

 

 

性描写もそのままというから万人ウケするわけがなく、
しかも、あくまでアダルトなビデオ作品だから、

 

ストーリーなんて状況設定だけで、
あってないようなもんだったんじゃないかと思います。

 

 

まだアダルトビデオでさえそんなに大きな市場ではなかったはずの当時としてはそれなりに過激で衝撃的な内容だったようですが、
アキバ系よりもディープでコアな人たちしか見てないかもしれません。

 

 

僕は中学生の頃に深夜番組で紹介された映像をチラっと見た程度の記憶しかないけど、
ツインセストがアイドル主演の劇場映画として公開されるなんて時代の流れでしょうか…。

 

 

僕妹」もタブーな内容には変わりはない…というか、
くりいむレモン」は義理の兄妹なのに、
「僕妹」は実の兄妹(双子)ですからなおさら衝撃度は大きいのに、

 

 

それでもジャニーズ事務所のバリバリのトップアイドルが主演してヒットするんだもんね。
なんとも信じられない現象ですわ。

 

 

 

もっと過激な原作漫画

 

 

聞くところによると原作漫画はもっと突っ込んだ性描写があるそうだし、
いかにも少女漫画らしい場面の連続で、

 

禁忌を犯した後の二人もかなりヤバイことになってるそうですが、
さすがに実写の映画ではそこまでは描けなかったか…

 

 

僕は妹に恋をする

 

 

キスをした次の瞬間にはすぐに場面が切り替わって翌朝、
二人は同じベッドの上で目が覚めて…

 

という直接的な絡みの描写はまったくないところで止めてます。

 

 

それでも二人が交わした初めてのキスには思わず背筋がゾクゾクしたけどね(笑)

 

 

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この人気漫画の実写映画化に原作ファンが何を求めているかは僕には分りませんが、
松潤のファンなら満足できても、
映画としてはちょっと残念な内容と言わざるをえません。

 

 

やっぱ純愛純愛していても、
それが繊細な演出と琴線に触れるような脚本ができていなければフツーの恋愛ドラマ以下になっちゃうもん。

 

 

長回しにすることで本来であれば二人の息遣いがもっと感じられるはずなのに、
もっと切なく感じられるはずなのに、

 

 

ただ、「長い」という印象しか持てなかったのは原作にあるディープな描写を控えたせいもありますが、
禁じられた二人のまっすぐな純愛のドラマというキレイな画作りにこだわりすぎたのも要因かなと思います。

 

 

 

僕は妹に恋をする

 

 

 

作品概要

 

 

タイトル:僕は妹に恋をする
原作:青木琴美
監督:安藤尋「ZOO」「blue」「海を感じる時」
主題歌:Crystal Kay「きっと永遠に」
上映時間:122分
配給:ショウゲート
公開日:2007年1月20日
興行収入:5億円
出演者:
松本潤:結城頼
榮倉奈々:結城郁
小松彩夏:楠友華
平岡祐太:矢野立芳

 

 

 

嵐の松本潤初単独主演映画

 

 

 

あらすじ

 

 

幼い頃に兄の頼(松本潤)と交わした「大きくなったらお嫁さんにする」という他愛ない約束の言葉が高校3年生になった今でも忘れられずにいる妹の郁(榮倉奈々)は最近、なぜか頼の態度が急に冷たくなったように感じて寂しい思いをしていた。一方、大人に成長するにつれて郁のことを妹ではなく一人の“女性”として意識するようになっていた頼は決して許されないことにもがき苦しみ、郁への恋愛感情を抑え込みながらわざと嫌われるような態度を取っていた。しかし、自分の気持ちを抑え切れなくなった頼はある夜、ついに郁に「好きだ…」と打ち明け、頼の本当の思いを知った郁も戸惑いながらその言葉を受け入れ、二人は結ばれた。その日からお互いの気持ちを止められなくなった二人は誰もいない理科室でキスをするが、その瞬間を頼に想いを寄せるクラスメイトの友華(小松彩夏)に目撃されてしまう…。

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