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ペ・ドゥナ ほえる犬は噛まない

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韓国ではあまりヒットしなかった映画「ほえる犬は噛まない」はイ・ソンジェとペ・ドゥナが共演したハートフルで風変わりな風刺コメディですが、犬肉文化がない日本人には…む、無理。

 

 

ペ・ドゥナの魅力全開な「ほえる犬は噛まない」

 

 

この作品はまず韓国の食習慣を知ることから始めないといけませんね。
犬肉文化が浸透してる韓国には犬を食べる習慣があって、
補身湯(ポシンタン)という犬肉を使った鍋料理があるそうです。

 

 

そういえば2002年の日韓ワールドカップのときも、

 

 

「犬料理なんて残酷だ」

 

 

と世界中で話題になりましたよね。

 

 

この作品の舞台となるマンションで次々と失踪する犬はあっさりと殺され、
鍋料理にされていたというのは日本人には衝撃的で、
紐で吊るしたり屋上から投げ捨てたりするのは僕の目には動物虐待に映りますが、

 

 

そんな場面がごく普通に描かれ、
ごくごく当たり前のように鍋料理にして食す韓国の食習慣にまず驚いてひっくり返りました。

 

 

だから、冒頭で、
「本作品に登場する犬は医療機関で安全に管理されています」
というメッセージが出ますが、

 

 

そんなことを言われても犬を食べるのはやっぱエグイというか、
ま、食べようとか食べたいという気にもなりませんが、

 

 

食文化っていろいろありますね。
この作品を動物愛護団体が見たら山ほどクレームを送りそう。

 

 

 

Barking dogs never bite

 

 

 

「ほえる犬は噛まない」の内容

 

 

ま、それはともかく、本筋ですが、
ある事件が発端となって見知らぬ人と人が関わりあうことになるんですね。

 

 

その事件とは「連続子犬失踪事件」で、
それまでなんの繋がりもなかったマンションの住人とか警備員、
浮浪者たちの人生がこの事件を通して一瞬交差し、

 

 

また、何もなかったかのようにそれぞれの人生に戻っていくいうドラマ。

 

 

同期が次々と教授に昇進していくなかで自分は取り残され、
家に帰れば2歳年上で出産間近の妻にアゴで使われるユンジュは最近神経過敏で、
どこかから絶え間なく聞こえてくる犬の鳴き声にイライラしっぱなし。

 

 

事務の仕事を時々さぼりながら、
ただ退屈に過ぎていく毎日にドラマティックな出来事を求めるヒョンナムは正義感が強くて、
頼まれもしないのに失踪した子犬探しに積極的に乗り出しますが、

 

 

そんな二人がある出来事を通して出会い、

 

 

そこに犬料理好きの警備員とか、
ペット禁止のマンションで子犬を飼ってるおばあさん、
地下室で暮らすホームレスなどが否応なく絡んでくるんです。

 

 

それぞれのキャラクターがとっても魅力的で、
ほえる犬は噛まない」の登場人物は誰一人として憎めないんですよね。

 

 

 

Barking dogs never bite 2shot

 

 

 

「ほえる犬は噛まない」ユーモラスなペ・ドゥナ

 

 

とくに主人公の二人がいい。

 

ユンジュはいくら苛立ってるとはいえ、
屋上から子犬を投げ捨てる行為は許せないけど、
身重の奥さんを気遣ういい夫で、

 

 

電車の車内で物乞いしていた母子に対して、
教授に昇進するための賄賂として準備したお金から1万ウォン抜き取って渡すような優しい面もあるんです。

 

 

でも、奥さんの稼ぎ中心で暮らすヒモのような生活。
韓国人の男には「男としてのプライド」が許さないのでしょうね。

 

 

日々イライラが募るのも無理はないし、
奥さんに対して鬱積していた不満があるキッカケでドカンと爆発するのも分かる気がします。

 

 

 

Barking dogs never bite lee

 

 

もう一人のヒョンナムは車内で同じ母子に席を譲ろうとする超天然のボケっぷりが可愛い女の子。
「席はいらんから金をくれ」って訴えてるのにね(笑)

 

 

犬を誘拐した犯人を見つけて勇敢に立ち向かっていくのは…
「正義のヒロインになって市民栄誉賞を受賞し、テレビに出たい」

 

 

という下心からですが、
たとえ動機は不純でも一直線な彼女の性格ゆえ、
犯人を見過ごせなかったんでしょう。

 

 

そんな彼女に心惹かれるし、
演じるペ・ドゥナがまたユーモラスで可愛い可愛い。

 

 

いつも黄色いパーカー着用で、
果敢に勝負するときはパーカーの紐をギュっと絞るスタイルがよく解らないけど、
でも、そこがまた険しい表情に切り替わっていい。

 

 

 

Barking dogs never bite pee

 

 

 

「ほえる犬は噛まない」は韓国版ブラックなフランダースの犬

 

 

「ほえる犬は噛まない」という邦題はなかなかグッド。

 

しかし、これが驚くことに、
原題は「フランダースの犬」なんですよね。

 

 

内容的にどこにも接点が見られないし、
もちろん、ボロボロ涙を流したアニメのような結末があるわけでもない。

 

 

せいぜい主人公のユンジュがカラオケで唄う場面があって、
曲調をアレンジした主題歌がエンディングテーマで流れるくらい。

 

 

邦題は英題の直訳ですが、
「口やかましい者ほど実力が伴わない」
という意味の諺なんだとか。

 

 

なるほど、確かに吠える犬ほど力が弱いし、
「負け犬の遠吠え」も意味としてはちょっと近いかな。
あ、でも、噛まないというより噛めないのか…。

 

 

 

Barking dogs never bite dash

 

 

 

「ほえる犬は噛まない」で考える日常と人生

 

 

“日常”なんてきっと平凡で、
何も起きないことのほうが圧倒的に多い。

 

 

そんな日々を繰り返し、
1年365日積み重ねていくのが人生。

 

 

ありふれた人生が些細な出来事によっていろいろな人の人生と交差することはあっても、
しばらくすればまた元通り。
人生なんてきっとそんなもんなんでしょうね。

 

 

でも、そんな日常が一瞬にして非日常に変化することもある。
大きな影響を及ぼすことだってある。

 

 

だから、
人生は可笑しくて面白い。

 

 

そんなことをハートフルでユーモアたっぷりに風刺してるから、
楽しみながらもふと考えさせられる作品でした。

 

 

「ほえる犬は噛まない」作品概要

 

原題:フランダースの犬(FLANDERS' DOG)
英題:Barking dogs never bite
邦題:ほえる犬は噛まない
監督:ポン・ジュノ
製作国:2000年韓国
公開日:2003年10月18日
上映時間:110分
出演者:
イ・ソンジェ
ペ・ドゥナ
ピョン・ヒボン

 

 

「ほえる犬は噛まない」のあらすじ

 

閑静なマンションに暮らす大学の非常勤講師のユンジュ(イ・ソンジェ)はある日、憂さ晴らしのために鳴き声がうるさくてイライラさせられる犬を地下室に閉じ込めてしまう。一方、マンションの管理事務所に勤務しているヒョンナム(ペ・ドゥナ)は平凡で退屈な毎日に飽き飽きしていたが、ある日、愛犬が行方不明になって悲しんでいる少女の姿を見て愛犬探しのビラ貼りに協力することにした。そんな二人がある出来事を通して交差するが…。

 

 

 

「ほえる犬は噛まない」の予告篇

 

 

 

「ほえる犬は噛まない」の予告篇

 

 

 

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