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11月最初の週末は「君の名は。」が見事に首位奪還しました。映画館の入り具合で見た僕の感覚としてはそれほど差はないように思えましたが、それでも1位は1位。このまま「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」までとりあえず3週連続はいきそう。あるいはトム・クルーズか小栗旬が意地を見せる!
- 君の名は。
- デスノート Light up the NEW world
- インフェルノ
- 溺れるナイフ
- 映画 魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!
- ボクの妻と結婚してください。
- ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期
- 何者
- 闇金ウシジマくん ザ・ファイナル
- HiGH&LOW THE RED RAIN
一日天下に終わったデスノート
素晴らしい爆発力でロケットスタートを切った「デスノート」でしたが、
言うならばニトロエンジンで爆音を轟かせながら一気にリードを広げたようなもん。
最後の30メートルからのウサイン・ボルトのような伸びがないから、
息切れして失速したところをギリギリで「君の名は。」の猛追に捉えられた感じかな。
これでもう「勝負は決まった」ので、再逆転はもうない。
それでも2億円を超えてるから、
まだまだ死なない。
次の興味は…
「ファンタスティック・ビーストと魔法つかいの旅」
のオープニング観客動員力。
爆発するようならV2ですぐ止められますね。
3日の時点ですでに映画興行収入が176億円を超えていたので、
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(2002年公開)の173億円
「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年公開)の173億5,000万円
を抜きました。
歴代興行収入ランキングで7位まで浮上してきました。
国内の邦画だけのランキングなら4位。
次なる壁は「もののけ姫」と「ハウルの動く城」という、
スタジオジブリの宮崎駿監督作品になります。
「溺れるナイフ」は4位デビュー。
予想通り映画館は若者で溢れかえってますが、
この映画、かなり強引に言えば「君の名は。」との共通点も垣間見えます。
何より田舎町の風景とか伝統的なお祭りとか神社とか…。
神聖かまってちゃんのPV「ズッ友」
乃木坂46の「ハルジオンが咲く頃」のPV
乃木坂46の「ごめんね ずっと…」 のPV
も手掛けてる山戸結希監督は自意識過剰な思春期の少女を描くのが得意ですが、
この映画にもドンピシャで当てはまってますね。
映画界注目の新人/山戸結希監督
(画像出典:qonversations)
「ボクの妻と結婚してください。」は初登場6位。
2014年に舞台化され、
内村光良と木村多江が夫婦役を演じましたが、
2015年には同じキャストでNHKがテレビドラマ化しました。
そして、今回の映画化。
有川浩の小説しか映画化したことない関西テレビの三宅喜重監督が手がけ、
織田裕二と吉田羊が夫婦役を演じてます。
タイトルになんかすごく違和感があるのですが、
主人公はバラエティー番組の放送作家と聞いて納得。
つまり、余命幾ばくもない主人公が放送作家として最後の企画として、
自分の人生を番組のネタにしたって感じなのかな。
「HiGH&LOW THE RED RAIN」が10位に返り咲き。
きっとまた地道に地方でEXILE軍団が順番に舞台挨拶とかやってるんかな?
入れ替わるように「映画 聲の形」が圏外11位に落ちてしまいました。
でも、興行収入は21億円を突破しました。
上映館数も少しずつ増えてきて、
今週末あたりからはイオンシネマでも上映するところがあります。
松竹がもっと増やすべきなんだけどね。
圏外からのスタート
「続・深夜食堂」は13位
「ぼくのおじさん」は19位
「ソーセージ・パーティ」は23位
「いきなり先生になったボクが彼女に恋をした」は24位
韓国俳優×佐々木希でこの順位は厳しい。
佐々木希は女優としてなかなか芽が出ないですね。
よかった映画は「風俗行ったら人生変わったwww」くらいやん。
「アフロ田中」もよかったけど、
メジャーな映画からはなかなか声かからないね。
逆に「続・深夜食堂」といったシブい映画は上位にランクインしてほしいなー。
今週末公開の注目作品
なんといっても芸名を本名の能年玲奈から“のん”に変えて最初の復帰作、
「この世界の片隅に」は超特大ヒットしてもらいたい。
個人的な願望もありますが、
マフィアのような日本の芸能業界の仕組みをぶち壊すきっかけになってほしい。
この件についてはいろいろ書きたいこともあるのでまた改めて。
作品としても間違いなく素晴らしいアニメなので、
多くの人に見てもらいたいところ。
「ミュージアム」はヤングマガジンに連載されていた人気コミックの実写映画化。
大友啓史監督×小栗旬主演×ワーナーブラザーズ
サイコスリラーというジャンルの映画は日本ではあまりヒットしませんが、
こんな強力タッグなら面白い映画になってるに違いない。
「オケ老人!」は杏の映画初主演作。
ドラマでは「花咲舞は黙ってない」を筆頭に高視聴率を記録してますが、
初主演となるこの映画では「痛快スポ根・音楽ドラマ」と銘打ち、
老人だらけのオーケストラで作り上げるクラシックコンサートが見どころです。
不振が続く洋画
洋画では「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」くらいかな。
トム・クルーズ主演の「アウトロー」の続編。
映画ジャンルとしてはアクションサスペンスになりますが、
「ジェイソン・ボーン」がそこそこで終わっただけに、
今は東宝系で公開される映画にはなんともツラい時期です。
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