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【結末ネタバレあり】海底47mのサバイバルホラー(あらすじと感想)

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バカンスでメキシコにやってきた姉妹が間近で野生のサメを鑑賞するダイビングに参加するが、予期せぬアクシデントのせいで海底47メートルまで沈んでしまったからさあ大変。声は届かぬ、酸素も残りわずか、目の前で牙を剥く人喰いザメがいる状況で二人は無事生還できるのか!?

 

海底47mのサバイバルホラー

 

 

ジャンル的には近年ハリウッドで定着してきた低予算のシチュエーションスリラーで、
これがスキー場なら「フローズン」になりますが、
海であれば「オープンウォーター」や「ロストバケーション」って感じ。

 

 

このまま無事生還できるのか?というサバイバルを見せながら、
次々と災難に見舞われ、あるいは自らパニックになるような状況を生み出し、
じわじわと迫り来る死の恐怖に怯えるという展開はお約束。

 

「海底47m」はそこに新たな結末を持ってきたところが斬新でしたが、
かなりホラー色が濃厚ながら色気(サービスカット)は少ないというのも新しい。

 

基本、これらのジャンルの作品群って主人公はヒロインで、
極限状況に追い詰められてもがき苦しむ主人公の悶々とする姿を見たいというサディスティックな人たちが嬉々としながら製作してるような気がする(笑)
でも、「海底47m」は違った。

 

 

 

47 METERS DOWN

 

 

はじまりは気分上々♪

 

 

ストーリーはいたってシンプル。
作品のポイントはほとんどチラシに書いてありますからね。
休暇でメキシコを訪ねたケイトとリサの姉妹。
失恋したリサを元気づけるためにケイトは“シャークケージダイビング”に挑戦することを提案するが…。

 

 

“シャークケージダイビング”とは?


安全な檻(ケージ)の中に入ったまま水深5メートルまで海中に沈められ、超至近距離で野生のサメを鑑賞するというスリル満点のアトラクション。実際にはほとんど沈められることはないままサメ鑑賞できるんですが、ま、そこは映画的大人の事情で…

 

 

海底47mシスター

 

 

地元で意気投合した青年たちとテイラー船長の船に乗った二人。
ダイビングスポットでテイラー船長はサメをおびき寄せるためのエサを撒き始め、
二人は不安を口にしながらもゆっくりと海底に沈められていくのですが、

 

最初は良かった。
眼前で多くの美しい魚の群れが行き来し、
まるで自分も魚になったかのような興奮でアドレナリン全開!
そこにお目当ての獰猛な巨大サメまで現れたことでテンションMAX!

 

水中写真を撮り合いながらお互いにもう十分楽しんで、
満足したところでテイラー船長に連絡して船に戻ろうとしたら、
ケージを吊したケーブルが途中で切れるという予期せぬアクシデントが発生!

 

二人はケージもろともそのまま一気に水深47メートルの海底まで落下してしまうんです。

 

 

海底47mダイビング

 

 

リアルシャークダイビング!

 

 

とりあえず海底に強く叩きつけられたケージは無事とはいえ、
二人には為す術がなく、ただただ悲鳴を上げるのみ。
しかし、どんなに叫んだところで、こんな海底では声なんて届かない。

 

海上につながる生命線となる無線も届かない!
リアル人喰いザメがいるからケージからも出られない!
そうこうするうちにボンベの酸素残量はどんどん減っていく!

 

 

まさに極限のサバイバル状況で、
彼女たちは海底から無事に生還できるのか?ってところだけど、

 

このまま何もしなくても死んでしまうわけだから、
ケイトは命がけで脱出を試みます。

 

衝撃で気絶したまま身動きが取れないリサのためにも、
まずは無線の届く距離まで自力で浮上してテイラー船長と連絡を取ろうとしますが、
暗闇で容赦なく襲いかかる人喰いザメの猛威ときたらハンパない。

 

どうにかしてつながった無線でテイラー船長から、

 

「ハビエルがスペアの巻き上げ機を持って来るまでなんとか耐えろ!」
「サメがウヨウヨしてるからケージの外には絶対に出るな!」

 

という指示が届くが、
じっとしていられるわけがないですやん。
だって、海底47mでっせ。

 

「じたばたするなよ」って言われたって世紀末以上の恐怖が目の前に迫っていて、
すがりつきたくてもすがりつくもんなんてありゃしないんだよ。
泣きたくなるような姉妹の心ん中の叫びまではテイラー船長には届かない。

 

でも、ベテラン船長の指示には従わなきゃアカンですな。
こんな状況でじっとしてる方が無理ってもん。

…だけど、素人が勝手な自己判断で行動していいことがあるとは思えない。
大きくなる恐怖心に打ち克ちながら救助を持つのが賢明。

 

パニック状態でわ~きゃ~騒ぐからますます酸素残量が少なくなっていくばかり。
そんなタイミングで救世主ハビエルが予備ケーブルを持って颯爽と登場。
しかし、不意をついたサメにガブリと喰われてあっさりとご臨終。

 

かろうじて残されたケーブルをケージにつないで海底から引き揚げてもらうものの、
所詮は予備のケーブルであって彼女たちのケージの重量には耐え切れず、

 

ドリフのコントのごとく、同じことは二度繰り返されるわけで、
引き揚げられる途中でまたしてもケーブルがブチッ!ブチブチンって切れて、
真っ逆さまに落ちていくケージがや再び海底にどどーんと着地。

 

今度はもっと絶望的で、さすがに諦めムードが全開。
それでも必死のパッチで浮上してテイラー船長に助けを求めようとする姉妹愛がどれほど素晴らしいことか…

 

海底47mパニック

 

 

人喰いザメとの格闘の末に見たもの(ネタバレあり)

 

 

注意
結末に言及してますので未見の方は自己責任でお願いします。

 

 

痛みと恐怖に耐えてよく頑張った。
…と、某元総理大臣なら称えてくれそうな奇跡の生還劇。
これが実話なら当然そういう結末が用意されていたはずですが、

 

実話ではありませぬ。
100%フィクションなんですよね。

無事に戻れたのはリサの幻覚だったんです。

 

連絡が途絶えたことで死んだと思っていた血だらけのケイトを救出しながら、
潜水病にならないように水深20メートルのところで待機しながら、
迫り来るサメにも噛みつかれながら、

 

ゆっくりと海面まで浮上して船にたどり着いたのはすべてリサの窒素酔いからくる意識の混濁だったんです。

 

現実のリサは海底のケージに足を挟まれて身動きが取れないままでした。
おそらくはもう死んだであろうリサを救助隊が助け出したところで映画は終わります。
ハッピーエンドではなく最悪のバッドエンド。

 

いわゆる“夢オチ”は映画界では御法度みたいなもんですが、
こういう使い方は斬新で、薄々そう感じながらも演出的にはやられました。

 

窒素酔いで幻覚を見る可能性を何度も示唆しながら、
最後の最後に持ってきたのはモンスターホラー「ストレージ24」のヨハネス・ロバーツ監督の手腕によるところが大きい。
日本で公開される作品はこれがまだ2本目なんだから、
今後の作品にも期待したい。

 

 

海底47m脱出

 

 

「海底47m」の作品情報

 

原題:47 Meters Down
邦題:海底47m
監督:ヨハネス・ロバーツ
製作国:2017年イギリス
公開日:2017年8月12日(2017年6月16日アメリカ)
上映時間:90分
配給:ギャガ・プラス
出演者:
クレア・ホルト(ケイト/主人公姉妹の妹)
マンディ・ムーア(リサ/主人公姉妹の姉)
マシュー・モディーン(テイラー船長)
クリス・J・ジョンソン(ハビエル/地元の若者)

 

上映時間90分の9割は海底場面!

でも、ウェットスーツ着用なのでお色気はゼロ。

 

「海底47m」のあらすじ

 

リサ(マンディ・ムーア)とケイト(クレア・ホルト)の仲良し姉妹はメキシコで休暇中。彼氏にフラれて落ち込むリサを励ますためにケイトはホオジロザメを間近で見られる“シャークケージダイビング”を楽しもうと提案し、沖に出た二人はサメから身を守るためのケージに入って海の中のスリルを堪能していたが、突発的なアクシデントが発生。水上の船とケージをつなぐケーブルが切れたことで二人はそのまま水深47メートルの海底まで落下してしまったのだ。船との無線はまったくつながらず、酸素残量もどんどん少なくなるという絶体絶命の状況下で、身動きが取れない二人に向かって巨大なホオジロザメが牙を剥く―。

 

「海底47m」の予告篇

 

 

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海底47メートル

 

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